有名になる方法

このようなツイートが世間を騒がせているようです。

日本共産党の埼玉県議会議員団が
埼玉県のしらこばと水上公園にて開催予定の近代麻雀主催のグラドルやアイドルを集め、水着姿を主とした大規模な撮影会の開催に待ったを掛けたというものです。

3日間に渡って行われるこの会は過去6年間に渡って開催されているものだそう。

モデルも有名な方がなさるようで、その需要は決して低くありません。

特に地下アイドルと呼ばれる方の水着写真を撮影できたり、ツーショットチェキを撮れたりもするという事で、アイドルファンの方には貴重な機会ともなっているようです。

そんな会が都市公園法第一条に反するという理由で現在会の開催にストップが掛かっているという状態だそうです。

その第一条の条文がどういうものかというと…

第一条 この法律は、都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて、都市公園の健全な発達を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする

というもの。

平たく言えば地方公共団体が作った公園だから、あんまり無茶な事はすんなよ!

って事です。

広く市民にも施設を貸し出していて、様々なイベントが行われている所でもあります。

この場所の使用について待ったが掛かるのは分からなくはない。

会の主旨が『可愛い女の子の水着写真会を撮ろうではないか!』という会が、健全だとは残念ながら言い難い面があるでしょう。

ただ、それは申請が行われた時点で待ったを掛けるならまだしも、開催1週間前にして待ったを掛けるのはどうかと思う。

過去の事例を見ても審査を通しており、今回も一旦は審査を通したのに横槍を入れるのはどうなのか?とは思うし、個人的には何でこれがオッケーで通ったんだ?と疑問に感じる。

Twitter上でも様々な意見が飛び交っているようですが、見た所

「議員団は阿呆なのか?」

という意見が大半を占めている。

それに次いで、

「出演する人の仕事を奪うな!」

という意見がよく見て取れました。

確かに意見としては真っ当です。

申し訳ないですが、この意見がどうも受け入れられない。

だって、そういうことがあるかもしれない仕事じゃない?って思うんですよ。

自分の会社だけでは成立しない職業だと思うんですよ。モデルって。

様々な需要があって、その需要に応える舞台が用意されて初めて自分が活躍する場所が出来る。

それまでの準備の段階で不具合があったら自分は舞台には立てなくなる。

そういうリスクを孕んでる職業だと思うんですよね。

だから、その損害を本人達が主張するのは分かるけれど、本人や本人に関係するスタッフ以外がそれを言うのはどうも違う気がしてならない。

あと、思ったのが

今の地下アイドルと呼ばれる人達って大変だな。

と。

自分の輝く場所はステージの上で歌って踊ることが本分の筈なのに、こういう事を求められて、それに応えなきゃいけないのかと。

現在の地下アイドルってとてもあり方が俗だよなと思っている。

ステージパフォーマンスでお金を取らないで、物販やツーショットチェキでお金を取るという手法がとても一般的なんですけど、これって逆じゃないの?って思うんですよね。

この取り方って演者を馬鹿にしてると思うんですよ。

結局、ステージ上で踊って唄うのがオマケで、本番はツーショットチェキってどうなってるんだと。

キラキラした存在と同じ画角に入る事にファンはお金を使う。

うーん。双方とも何しに行ってるんだ?ってなるんですよね。

これってコンカフェとかホストやホステスのやり方なんですよ。

それって結局、不特定多数に訴えかける事をステージではしていないんじゃないかな?

ファンの希望もあるでしょうし、それが商売として成立するのも分かる。

しかし、プールサイドで水着を不特定多数に撮らせるはちょっと違くないですか?

まだそれで歌って踊るならいいけど、それをやらずに写真だけ撮られるってどうも違うんじゃ…

恐らくグラドルと兼任出来れば、需要が見込めるというのがあるんでしょう。

それが武器にもなる訳ですから。

ただ、そのやり方もう古いと思うし、それで有名になりたいんならそれこそコンカフェとかやればいいじゃん!ってなっちゃう。

総合的に人気者になりたいという希望があるんでしょうが、それって結構ムシが良すぎるような気がしてる。

という戯言。

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