金子

主に自分の好きなものに関して綴っています。 音楽、ファッションに関する事が多いと思われ…

金子

主に自分の好きなものに関して綴っています。 音楽、ファッションに関する事が多いと思われます。 90年代〜00年代ヴィジュアル系が好き。

最近の記事

バンギャファッションって何よ?

『バンギャ』という存在が一体いつからこの名称で呼ばれ、カテゴライズされてきたのか? とふと思ってちょこちょこと見てみたら結構それをカテゴライズするのは困難だという所に行き着きました。 恐らく、それまでファンと呼ばれていた人達が世のバンドブームにより多くのバンドが生まれた結果としてそのファンを呼ぶ呼称として定着したと考えるのが普通なのですが、見た目には殆ど分からないのが現状。 様々なカルチャーと結び付いた結果として今や多くの形態があり、その形態にバンド側が乗っかっている場

    • KIDILLは不安定。

      最近になってKIDILLの服を良く着るようになりました。 KIDILLは末安弘明氏が2014年に設立したメゾンです。 末安氏がその影響を受けた音楽や映画、文学などにインスピレーションを受けたものをモチーフにしたコレクションを展開されております。 そのインスピレーションの表現の根本にあるのはパンクやグランジなどのロックを基としたもので、特にパンクテイストなアイテムが数多い。 おそらく海外ではVivienne WestwoodやAlexander Mcqueen、日本では

      • psychedelic violence crime of visual shock is DEAD…

        この様な記事がTwitterでバズってます。 元Syndromeの龍夜さんが昨今のライブのチケット代に関して高額になっているのは何故なのか?とポストされ、それに関して現役バンドマンの方からのお返事を掲載なさった事で話題となったようです。 確かに昔のバンドのライブチケット等の画像を見ると今では信じられないお値段です。 現在の半額などというものも珍しくない。 音楽ビジネスのあり方が劇的に変わったのもあって、昔ほど音源や映像作品で稼げなくなったというのが大きく、大きな収益を

        • 世界のCOMME des GARÇONS(この言い方好きじゃないけど…

          COMME des GARÇONSのデザイナーである川久保玲氏が文化功労者として選出されました。 今年メゾン発足50周年を迎えるCOMME des GARÇONSのヘッドデザイナー。 1981年にyohji yamamotoと共に参加したパリコレで『黒服、穴あきニット』を発表し、世界を大いに驚かせます。 それまでファッションの世界で喪服というイメージが強かった黒服をクールなものとして発表した事は世界に大きな衝撃を与えた事から、このコレクションは『黒の衝撃』として世界中を

        バンギャファッションって何よ?

          「ヴィジュアル系バンド」としてのDEZERTのデビュー。

          DEZERTが来年一月にメジャーデビューアルバムをリリースする事が発表されました。 これに伴い、日本武道館の単独公演も決定し、ヴィジュアル系バンドとしては久々のメジャーアーティストが誕生したように感じます。 しかし、結成12年を経てメジャーデビューという事には非常に驚きました。 個人的に90年代や00年代ではなく、20年代になってこの決断をする事は正直メリットは少ないように感じるからです。 楽曲制作やプロモーションなど、今や大手のレコード会社や事務所を介さずともかなり

          「ヴィジュアル系バンド」としてのDEZERTのデビュー。

          漂白剤入りの水提供事件に思う事。

          このような記事が現在話題になっています。 有名な天ぷら屋さんで食事をしようとしたお客さんが店側から漂白剤入りの水を提供され、それを飲んでしまった結果、体調不良を起こしてしまったというものです。 店の対応があり得ないという一方で、被害者の方が異国出身だった事から多くの人からヘイトクライムではないか?という意見が噴出。 その対応のマズさと共に外国からの方の国際問題にまで発展しそうな勢いになっている。 ただ、これを見て思った事が少しあったので書き留めたいと思います。 人種

          漂白剤入りの水提供事件に思う事。

          大人の着る病みカワ服(KIDILL)

          最近になってKIDILLの洋服をよく着るようになりました。 KIDILLは2014年にデザイナー、末安弘明氏が設立したメゾンです。 名前の由来は「KID(少年)」と「ILL(不安定な精神」を組み合わせた造語。 その名前の通り、少年がストリートで格好良いと思うような文化(パンクやスケートボード、グラフィックアートなど)をベースとした作品を数多く制作しています。 特にファッションに於いてはVivienne Westwoodに影響を受けたと公言されており、パンクの要素を組み

          大人の着る病みカワ服(KIDILL)

          ブームの終わり。

          先日X(twitter)にこのような記事が流れてきました。 ここ10年近く世間はスニーカーブームでした。 ハイストリートとも言える高価格帯のストリートファッションが支持され、そのメゾンとのコラボスニーカーが高額で取引される事態が常態化。 それに伴い、多くのメゾンがメゾンだけではなく有名デザイナーとも多くのコラボレーションを企画して多くの名作が生み出されました。 そのどれもが一瞬で完売し、市場では数倍〜数十倍で取引される事が珍しくありませんでした。 金額の面で最も注目

          ブームの終わり。

          原始、ロリィタはロリータであった。

          ロリータの界隈では太古の昔から一つの血で血を洗う論争が繰り広げられている。 それは 「それってロリータじゃなくね?」論争である。 今では様々なロリータに寄った商品を作っているメゾンがターゲットになりつつあるのですが、実はこの論争の原点は実はMILKである。 MILKは1970年にデザイナーの大川ひとみ氏が設立されたメゾンです。 その最も偉大な功績は『ガーリー』という概念を日本で根付かせた事である。 少女的でありつつも決して幼くはなく、少女が持つその独特の雰囲気や妖

          原始、ロリィタはロリータであった。

          嶽本野ばらちゃんの『ハピネス』が映像化されるらしいと聞いて。

          このようなニュースが飛び込んで参りました。 嶽本野ばら原作の『ハピネス』が2024年に映画化されるという一報です。 嶽本野ばらといえば、言わずと知れた(あんまり知らんかも)ですが、ロリータという文化を世に広めた人であります。 というのもロリータという文化は諸説あり過ぎてその形成に関しては、本当に訳が分かりません。 その人の数だけその由来があると言っても過言ではない位であって、その起源についての言及はここでは控えます。(ぶっ叩かれる事が目に見えているので ただ、この嶽

          嶽本野ばらちゃんの『ハピネス』が映像化されるらしいと聞いて。

          冨樫義博展大阪に行った。

          冨樫義博展に行ってきました。 言わずと知れた『幽☆遊☆白書』や『レベルE』、現在は『HUNTER×HUNTER』を連載中の大人気作家。 とても哲学的なテーマを盛り込んだ物語を描かれる方だと思っています。 個人的に『幽☆遊☆白書』の仙水が出てくる頃からずっと好きだし、樹の気持ちが良く分かる人間だったので。 と、これを少年誌で出来たのが時代だな。と思いつつも、非常に現実的な表現で描かれているのが衝撃的でした。 そんな所から現在もHUNTER×HUNTERの続きが生きる理

          冨樫義博展大阪に行った。

          洋服は捨てるものなのか?

          今日、テレビを観ていたらこんな話題が出てきた。 『服のゴミが大量に出ている』 というもので、その方は芸人としての生活の傍らゴミの収集業をされている方で、その中でも洋服のゴミが非常に多いと仰っておりました。 殆どがまだ着られる状態のものであり、中には一度も着用していないのではないか? と思われるような高級そうなものまであるそうだ。 そんな状況を見てその方は、洋服のサブスクリプションサービスというものは非常に理に適っていると仰って自身もそれを活用されているそうです。

          洋服は捨てるものなのか?

          今更ながらYOASOBIの『アイドル』をちゃんと聴いた。

          超今更ながらYOASOBIの『アイドル』をフルコーラスで聴きました。 発表から約三ヵ月で2億2000万回再生を超える再生数を叩き出し、今年のナンバーワンヒットはほぼこれで間違いないと思われる今年を代表する楽曲。 これをMVと共に一度聴いただけで「これは売れない訳がないな」と思わされました。 俗に言うと、陰キャと陽キャを取り込む要素を多分に含んだ楽曲なのですよ。コレ。 まず、この曲はMVが示すようにアニメのオープニングテーマです。 この『推しの子』という作品はあの『か

          今更ながらYOASOBIの『アイドル』をちゃんと聴いた。

          人が命を絶つということ。

          先日、一人の有名人がこの世を去った。 死因は今の所明らかにはされていないが、自殺であろうという見立てだそうだ。 この事は大きく報道され、その死因と予想されるのはインターネット上での多くの誹謗中傷だそうだ。 そうして誹謗中傷をした人達は現在、そのログを消去する事に躍起になっているとの事。 昨今では誹謗中傷に対し、余りにも目に余るものに関しては罪に問われるようになった。 法律的な詳しい知識がある訳ではないので、どのような罪に問われるのかは勉強不足なのをお許し頂きたい。

          人が命を絶つということ。

          ダイブ?モッシュ?それってそんなに大事?

          Twitterで昨日、こういうツイートを目にしました。 引用するのは少し気が引けるので、簡単に内容を纏めると… ダイブ行為はライブハウスでは禁止されているけれど、あのバンドならやるのは『暗黙の了解』じゃないか。 ダイブしている人を支えるのは当然だし、それが嫌ならば後ろで見てろ! という内容でした。 これに主催者の一人が反応を示し、 危険な行為を故意にするのはいけないけれど、基本的に誰が何処で何をしようといいし、自由にすればいい。 という意見を表明されました。

          ダイブ?モッシュ?それってそんなに大事?

          有名になる方法

          このようなツイートが世間を騒がせているようです。 日本共産党の埼玉県議会議員団が 埼玉県のしらこばと水上公園にて開催予定の近代麻雀主催のグラドルやアイドルを集め、水着姿を主とした大規模な撮影会の開催に待ったを掛けたというものです。 3日間に渡って行われるこの会は過去6年間に渡って開催されているものだそう。 モデルも有名な方がなさるようで、その需要は決して低くありません。 特に地下アイドルと呼ばれる方の水着写真を撮影できたり、ツーショットチェキを撮れたりもするという事で

          有名になる方法