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キャンプ2024春

自宅から下道を走り、木曽街道をキャンプ場へ向かう。まさに木曽路は百花繚乱で、道すがら色とりどりの花が咲いていた。運転中なので停車して眺めてはいられなかったが、今が盛りのソメイヨシノを筆頭に赤・白・ピンクと色鮮やかな花桃、それにミモザ。遠くでは木いっぱいにモクレン(コブシかも)が白い花をつけている。視線を落とすと道端に黄・白・混色のスイセン。遅い信州の春を感じながらのドライブは楽しかった。今年最初のキャンプは長野県松本市奈川の高ソメキャンプ場。家からは180kmほど離れているが、慣れ親しんだキャンプ場だ。

もう少し下のサイトでも良かった

管理棟で受付を済ませて予約してあったサイトに移動。車中泊を始めてからテント設営が億劫になっているが、もう少し暖かくなったらピルツ7を張ろうと考えている。花の季節が過ぎれば、今は見通しが良いこの森にも青葉が繁るのだろう。サイトの周辺にはふきのとうの群生があって、人の手が届く範囲では見当たらなかったけど、入り込めないような場所では20〜30cmほどに成長していた。

ソメイヨシノ

釣り池の周りをぶらりと散歩。花曇りだが風は無く水面は写し鏡のように周りの森を描いている。池の向こうに乗鞍岳を見つけてご満悦。

美しい景色
乗鞍岳

岐阜県側からの乗鞍畳平へのルート、乗鞍スカイラインは2020年7月の豪雨で一部が崩落、2022年にも再崩落があって復旧工事を進めているが、どうやら年度内に仮復旧、片側交互で開通の見込み。本格開通は2027年の予定。情報ソース→乗鞍スカイライン、年度内に仮復旧 片側交互で開通見込み

ラッパスイセン

池畔には植栽のスイセン。色は同じでも花の種類が異なる。

八重咲のスイセン
明るいうちから焚き火

夜が待ちきれず、明るいうちから焚火開始。家で使用していたラティスの廃材を焚き付けに持ってきたが良く燃えてくれた。

牛ホルモン

キャンプでは特別な料理はしない(もとい、できない)。地元の肉屋で調達した牛ホルモンを煮込んで酒の肴とし、飛騨牛を使用した牛しゃぶうどんで〆とした。豚味噌も用意していたがそのまま持ち帰りとなった。牛ホルモンはこの上なく美味かった。

ところでこのスキレットはダイソーのMサイズ(300円)。以前の商品は浅かったがモデルチェンジがあったのか深くなっていた。これならアヒージョにも都合が良いだろう。ここに来る途中のダイソーで買い求めた。本当はLサイズが欲しかったが、回った2店舗にはなかった。

本格的に燃やす

大型連休前のキャンプ場は静かであった。自分はそれが良い。暫し、焚火を楽しんだ。

朝から

翌朝、最初に前夜の焚火の灰を始末して、新たな薪を投入。このロゴスの焚火台、そろそろ購入から10年が過つが、ソロキャンプにはちょうど良いサイズ。組み立ても簡単で見た目も良く、お気に入りである。

朝食は菓子パンのランチパックをホットサンドメーカーで焼いた。たまごサンドと小倉マーガリンそれぞれ2個ずつ、合わせて4個。お腹いっぱいになった。

曇り
食堂S.S

キャンプ場を9時過ぎにチェックアウトして塩尻市贄川の食堂S.Sに向かう。聞けば4月29日で休業に入るとのこと。上諏訪からの帰りに幾度となく1国道19号沿いにある店の前を通過していた。気になってはいたが、立ち寄ることがなかった。自宅とは逆方向になるがキャンプ場からそれ程遠くはないのでこの機会は逃すまい。10時前には到着して「味噌カツ定食」で早めのランチ。休業の理由はスタッフの高齢化ということのようだが、皆さん休む間もなく動きっぱなしで忙しそうだった。地元やトラック・タクシーの運転手、営業マン等に愛された食堂が消えていくのは寂しい限り。

旅行日:2024年4月20日~21日


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