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年末年始旅行〜岡山後楽園・岡山城

前夜は倉敷駅近くのビジネスホテルに宿泊。チェックインもそこそこに酒と肴を求めて繰り出した。倉敷駅を南から北へ縦断し「アンデルセン広場」なる施設を足早に通過して商業施設にアタック。回転寿司を狙ってみたものの、入口で順番待ちの家族連れが数珠つなぎ・・・。まあ仕方ない、駅南に戻りホテル近くの居酒屋に落ち着いた。

さて、2022年も押し詰まっていよいよ大晦日。四国中国の旅は栗林公園に続く庭園シリーズ第二弾!の岡山後楽園へ。江戸時代初期に岡山藩主・池田綱政によって造営された元禄文化を代表する庭園。面積は13.3hで栗林公園の平庭部より少し小さい。しかし歩いてみるとバラエティに富んでいる。梅林・茶畑・水田に畑・・・、武家の庭園としての品格を保ちながら生活感が溢れいた。

手入れされた土の通路は足跡が残るほど
延養亭(藩主の居間)
茂松庵(茶室)

園外に出て旭川の対岸にある岡山城へ向かう。年末の休館中で天守閣へは入れなかったが城を外から眺めるのも乙である。

岡山城と旭川

後楽園は庭園だが、周囲を土塁と竹垣で囲んでこの岡山城を守る郭の役割を期待して設計施工された。

第二次大戦で天守閣は消失するが再建された

宇喜田秀家の時代に大改修を行った。義父、豊臣秀吉の意向が大きく影響していると言われが、安土城を模したとも秀吉が築城した大阪城を模したとも言われており納得できる。

石垣(上部は再建・修繕後によるものか)
月見橋を渡って後楽園に戻る
廉池軒(石橋がなかなかのインパクト)
梅林(気のせいか蕾が・・・)
茶畑
島茶屋と沢の池
釣殿と沢の池
鶴舎

秋から冬にかけて行っているタンチョウの園内放鳥は、新型インフルエンザの感染拡大の影響・・・ではなく、近県で発生している高病原性鳥インフルエンザに係る防疫対応状況を踏まえて中止している。
大きなレンズをぶら下げたカメラマンの男性が残念そうに教えてくれた。

旅行日:2022年12月31日 

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