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dolly note no.6


本日はわたしの好きなお人形について少し。
あまり面白くないかもなぁ〜と思いながらしれっと書いてまいりますw

ひとことに人形好きと言いましても、ボーダーレスに好きな人、ある特定のドールにのみ反応する人などいろいろです。

私は主にホビードールと言われているものと特定の創作人形作家さんが守備範囲で、球体関節人形というカテゴリーが好きです。これは文字通り関節を球でつなぎ全体にゴムを通して組み上げるお人形のことです。

ホビードールというのは私がよく載せているドール写真の子達ですね。主にスーパードルフィー(SD)というお人形になります。顔の造形、目の色・髪・ボディ体系・手や足の造形など自分好みに組み合わせられるのが特徴。最近はデフォルトメイクのレベルも上がっているので買ったまま可愛がる人も少なくないです。私はカスタムメイク派で、うちにいる子はすべてのメイクが一点もの、世界にひとりだけの子達です。ちなみにSDの対象年齢は15歳以上。これは材質がどちらかというと身体に有害なものが含まれているからなんですが、ホビードールとしてはお値段的にも高価な部類に入ることもあり持っている方の多くは社会人です。

SDは着せ替え遊び的なカスタム要素が強いのに対して、創作人形は眺めて楽しむ、美術品的対象という印象でしょうか。世界にひとりだけの子というのは同じなんですが髪からお洋服までトータルで作家さんの世界観が表現されているので、あまり自分であれこれいじろうという気にはなりません。作り手の強い意思というか何かを表現した結果、お人形の形をしているという事が多いからですかね。

特徴的なのは創作人形の多くはオカルト的な要素が強い事。単純に可愛いというよりは少しおどろおどろしい表現が多い。でも、そういう要素が入っているものの方が魅力的でもあるんですよね。私は最終的に綺麗な方向でまとまった作品が好きなのですが、展示など見る分にはオカルトっぽいものも見ますね。でも好んでみるわけではないかなぁ、それ系はちょっと痛々しい子も多いので。どこか可愛い要素が入っていれば大丈夫なんですけど、苦しそうな子は見ていてかわいそうになっちゃうのでちょっとご遠慮気分になります。ホビードールはどんなにオカルトでも伝わってくるものがライトな気がします。あぁ、こういう世界観が好きなのね的な。精神性というより空気感の趣味趣向というか。

ホビードールはいい意味で隙があり、そこを自分好みに埋めていく楽しさがあって、創作人形はその作家さんの世界観を楽しむという所かもしれません。もちろんホビー系でもワンオフと言われる一点物でコンセプトがあったり人気クリエイターさんが手がけたものなどもありますが、創作人形のそれとはまた少しベクトルが違うかなと個人的には思います。どちらが上とか下とかではないんですが、存在している世界が違うというか。


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