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今日のアフリカ記事◆普通の話だけど普通について考える◆「ウガンダ起業家はバレンタインに香り付きキャンドルを売る」 2019年2月14日

ウガンダの女性起業家が天然素材の香り付きキャンドルを作っている話で、話自体はとても普通なのですが
これがアメリカの話だとしても日本の話だとしても、
「あーそうなんだー」と普通に受け入れられそうなのが面白いな、と。

普通だな、という思いと、世界は普通に向かうんだろうか、そもそも普通ってなんだろう、とか考え出すと考えてしまう話。

バレンタインに絡めた記事でもあるのでHappy Valentine!

「ウガンダ起業家はバレンタインに香り付きキャンドルを売る」

大学卒業後、ルース ウィンババジRuth Uwimbabaziはいい仕事が見つからなかったので
手作りの香り付きキャンドルの会社を立ち上げることにした。

25歳のウガンダのカンパラに住む彼女はソフトウェアエンジニアリングを学んだが
職に付けなかったので2016年にビジネスを立ち上げた。
ルースはネットの教材でキャンドルの作り方を学び、香りが好きだったのでキャンドルに香りを付けることを思いついた。
母親からの1300USドルを資金にした。
「昔から香りがすきだったので。ある香りをかぐとその当時の母親のことを思い出したり。
香りの仕事をしたいと思っていました。
キャンドルはとてもセンチメンタルなものなので、香り付きのキャンドル作りを思いつきました」

アフリカでの贅沢品需要は高まっており、ルースのような起業家は増えつつある中間層を狙う。彼らは良いものを求めている。

このキャンドルの材料は地元と海外のもので、できるだけ自然素材のものを使いたいと考えている。

「このキャンドルには大豆成分も含まれています。使用しているエッセンシャルオイルや香料は天然由来で
副作用はほぼありません。
昔のろうそくは匂いがキツかったので、私は天然素材を使っています」

彼女は自宅を作業所にしており、必要な時だけ臨時従業員を雇う。
Nkwanzi Scentsというブランドで15種類の香りのラインナップがあり、ラズベリーサングリアから
地中海産いちじくの香りまで取りそろえる。
1つ13ドルから19ドルだ。

ここ最近はバレンタインのギフト用の注文を多く受けている。
コラボしたいという企業やカスタマイズしたキャンドルの需要もあるという。
キャンドルはネットで注文でき、街まで配達する。

彼女は事業を拡大する予定で、国中そして国外への顧客にも広げたいと考えている。

Ugandan entrepreneur spices up Valentine's Day with scented candles
http://www.africanews.com/2019/02/13/ugandan-entrepreneur-spices-up-valentine-s-day-with-scented-candles/
#アフリカ 058


Blue Baobab Africa ブルー バオバブ アフリカ。 東京タワーの麓でアフリカとメンタルヘルスと色々のごちゃ混ぜをやっているカフェですがゴーイングコンサーンに疑念しかないので サポート頂けると嬉しいです。