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ありのままでいる事しかできなかった時が高評価だったハナシ

初の富士登山!成り行き

 当時働いていた職場の人とランチ休憩中、何故だか富士山のハナシになり、登ってみよう!という流れになった。プライベートで遊んだりしたこともなかった女子3人の1泊2日の不思議な旅だった。

旅程

 朝、三ノ宮駅に集合してバスで5号目へ。そこから休憩をはさみながら8号目まで登って山小屋で仮眠をとってから登頂を目指し、ご来光を拝むツアーだった。

22歳の私

 愚かな私は寝不足で富士登山に挑んだ。そもそも登山自体これが初めて。当然、1ミリも余裕がなかった私は全体の輪を乱さない程度にだけれど、確実にマイペースだったはずだ。

 当時の私は自信がなく自己肯定感の低い人間だった。普段は周りにキラキラしている人がいたので、自分もその仲間に入ることでなんとか人並みになろうと、取り繕う事に必死だった気がする。

 そんな私が取り繕う余裕をなくし、ありのままのマイペースで愚かな人間性をさらけだせば、きっと引かれると思っていた。

『なんか良かったよ』

 下山後、帰りのバスでそう言われたけれど、ちんぷんかんぷんだった。ただ普通にしていただけなのに、それが『良かった』とは、一体どういうことだろう。

 理解できないながらも、なぜかその頃ふと思い出すときがある。

レリゴー

 30になってようやく思うのは、取り繕ってる人って空気でわかるという事。

 少し前に働いていた職場で、とてもありのままな人がいた。初対面で自己紹介後、初めて2人きりで会話をしたとき、氷に熱湯をかけたように一瞬で警戒心が溶けた。彼女は私の母親と同年代だけれど、彼がいて恋バナもした。

 彼女の究極的なゆるさは、素晴らしい持ち味だと思っている。

まとめ

 私が私のままである事、自分自身がそれを受け入れる事。それが"自分らしさ"であり、人生をより自分軸で生きて幸福に導くヒントになるように思う。

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