作曲・編曲138

次は「詩先」の場合の対処方法について書きたいと思います。

こちらは色々なパターンがあります。

程度が低ければ、一音に詰め込む言葉の数を増やすのが一番早い。後はシンコペーションで前の小節を食わせたりすれば普通に出来るはず。

ただ字余りの程度が大きいとこれでは上手くいかない。

この場合は曲の構成を変えるしかないでしょう。

実際に自分の場合でもAメロとBメロの間に小節を追加したこともあります。

そういう場合にAメロ・Bメロというのも少し変な気もしますが(笑)。

ちなみにこの曲です。まああまり人気の曲とは言えませんが(汗)。自作曲では一番高評価が少ないかもしれません(涙)。

1分位までがAメロですが、「あれが幸せだったと、今になってしみじみ思う」の部分が収まらなかったので、この部分を制作して足して、その後にBメロを持って来ています。

だからあまり聴かないような構成の作品になっています。小節数も微妙に変になっています。

だから人気が無かったりして(涙)。

自分が思っているだけかもしれないけど(汗)。

ただ詩の構成を考えると、普通の構成ではどうしてもはまらないんですよ。

詩の場面の切り替えからしても、ここはどうしても足す必要があった。

詩がそういう事を求めていないと感じたからです。

実際問題として、この例がいいのか悪いのかは分かりません。ただ別に曲なんてAメロ、Bメロ、サビという形で作る必要もない訳で、だからこそこういう構成にした訳です。

そもそもBメロがない曲なんていくらでもある訳で、こうでなければならない、という構成がある訳ではない。

そこにこそ「詩先」の魅力があるのかと。

明日は結構ある話なのですが、1コーラス目と2コーラス目で字の構成が違う場合の対処方法について書きたいと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。