そういえばロックやポピュラーのライブって、みんな立ってますよね。

あれってどうなんですかねえ。

盛り上がってやっているにしても、音楽を聴きたい人にとっては迷惑な気がします。

特定のところだけで立つのならまだ分かります。自然と気持ちが高揚することもあるだろうし。

ただ、ほぼずっと立ちっぱなしじゃないですか。

音楽を聴くのに立つ必要性はないはずです。

立っていないと部外者感丸出しだし、変な人と思われるのは別に構わないのですが、周りに壁が出来るのが愉快ではない。

後、実際にどう弾いてるかが見えないじゃないですか。

そうすると、やはり自分も立つことになります。

ただ、立つことを強要されているような気がしてどうにも好きになれない。

大体ずっと立ってたら疲れるじゃないですか。

ミュージシャンも悪いんですよ。「盛り上がり」を強要するような発言とかするじゃないですか。

イベントなり収入源として割り切っているならまだ分かりますが、自分自身で音楽を聴く場を壊しているとしか思えない。

でも割り切ってやっているんでしょうね。自分も高揚感に浸れるし、やはり気持ちがいいか悪いか、と言えば盛り上がった方が気持ちがいい。

でもこれって共犯関係としか思えないんですよね。

じっくり音楽を聴くためには、一人で聴くしかない、それって正しいものなのでしょうか。

本来ライブには偶発的な要素があって、そこには家で音楽で聴くのとは別の魅力があるはずなんですよ。

何だか釈然としない気分です。