今度はカウントダウンTV

昨日の記事で「新しいミュージシャンが出てこない」という記事を書きました。

で、火曜日祝日だったのでカウントダウンTVを見ました。

カウントダウンTVが始まってから最もランキングが10位に長く入っていた曲のランキングをやってましたね。

で、蓋を開けてみると、ほとんどの曲が2018年以降。

これを見ると新しいミュージシャンが多く出てきているような錯覚を感じます。

でも違うんですよ。

実際には「入れ替わり」が無くなっている、という現象が起きているだけです。

聴かれるミュージシャン、聴かれる曲が固定化されているから、長期間ランキングに入り続けている、ということが実態でしょう。

まあ予想通りDolce&Gabbanaの鼻歌の方(漢字が思い出せない(笑))は一曲だけ入っていましたが、その後は何してるんですかねえ。

まあそれはともかく、新陳代謝が起こっていないということは間違いないでしょう。

これってやはり好ましくないことなんですよ。

音楽界が活発であれば、曲はどんどん入れ替わるはずです。で、一極集中型になってしまうのはやはり危険です。

聴かれるミュージシャンにとってはいい時代だと思われるかもしれませんが、実際にはそうではありません。

聴かれすぎると飽きられるんですよ。で、いずれ聴かれていた曲すら聴かれなくなります。

一般的に作曲者の寿命(本当の寿命ではなく、活躍している期間)は、作詞者の寿命より短いです。

実はその裏には「飽きられやすい」という問題が潜んでいて、こういった時代だと、そのスピードは加速されるでしょう。

で、多分ミュージシャン側もそのことを分かっているから、曲をリリースする間隔も短いんでしょう。

聴かれる内に出しておいた方がいいですからね。

でも消費するだけではやはりダメでそれに伴なう生産がないと資源は枯渇します。

まあその代わりに新しいミュージシャンが出てくればいいのですが、やはりぽつぽつとしか出てこないんですよね。

このままでは音楽自体が聴かれなくなるような気がして、寂しい気持ちになります。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。