YouTubeでの音楽活動㊺

一つ気になっていることがあります。

YouTubeでの公開、フル尺でないことがままあります。

これ自体はある意味やむを得ない側面があることは事実です。というのも昔の曲の場合、今の曲より長いのでフルで制作してもテレビで流しにくい、という事情があったからです。

なのでMV自体が短いものもあったはずです。

ただ今これをやる必要性があるのでしょうか。

一定期間、宣伝目的のためにフル尺で作らず、公開するというのならまだ分かります。

ただその後はフル尺で流さないと今のトレンドからはまず離れます。

ここ数年はさすがに少なくなってきましたが、やはりまだありますよね。そういう作品。

例えばMISIAさんの「アイノカタチ」、これ公式チャンネルではフル尺で上げてないですよね。実際はフル尺のがあるのに。しかも4分台の曲だから、こういうことをする必要はないでしょう。

最近の方はさすがに少ないです。でもまだこういう事をやっている方が存在している、これって宣伝用のMVという位置づけなんだろうけれど、明らかに今の潮流からは外れているんですよね。

売上は増えず、単純に聴かれなくなるだけです。まだYouTubeでの収益の方がいいでしょう。

もっとまずいのは最初にフル尺で出しているのに、後で短くするパターン。

まあJUJUさんの「Distance」のように異常に長い、エンドロールまで延々と流れるMVであれば、短くしないと、とはなるでしょうが。

未だに昔のビジネスモデルに囚われているいい例だと思います、って言うか悪い例ですが(笑)。

YouTubeはもはや宣伝用の手段ではないんですよ。もはや音楽活動の「核」と言っても良い存在でしょう。

こういう考え方だから、K-POPに席巻される、ということに早く気付けばいいのに。

こういう方達が日本の音楽界をダメにしているんだと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。