鍵盤楽器

でまた話を戻して、鍵盤楽器奏者の曲について考えてみたいと思います、

と思ったのですが、何で「鍵盤楽器奏者」などというガチャガチャした表現をしなければならないのだろう、と考えてしまいました。

普通なら「ピアニスト」なんでしょうが、自分ピアノはダメなんですよ(笑)。

なにより、あの鍵盤の堅さが苦手です。電子オルガンは弾けますが...。

だから微妙にピアニストの方とは運指も奏法も微妙に違います。

で、エレクトーンも弾けません。

足で弾くのは「無理」です。自分の家にあったオルガン、ちゃんとしたオルガンじゃなかったんで、足鍵盤無かったんですよ...。

だから電子オルガンでバイエルやってました(笑)。

まあエレクトーンはともかく、鍵盤楽器が弾けてピアノが弾けない人なんていなさそうですが...。

でも実際にここにいるんです(笑)。

まあ今じゃ作曲をする時以外弾くこともないので、「弾ける」と言えるレベルか、という観点からすれば「弾けない人」です(涙)。

メロトロンはまずいないでしょうし、チェンバロを使って作曲をする方もほぼいないでしょうが、「オルガン」辺りは微妙ですから。

他にもアコーディオンとか鍵盤ハーモニカもあるから、それで曲を作る方は数は少ないにしろ、多分いらっしゃるんだと思います。

パイプオルガンを使って曲を作る方はこの世に一人もいないでしょうが、ハモンドならいるかもしれませんし、電子オルガンなら、と思ってみたら、良く考えてみるとエレクトーンは電子オルガンの一種ですね(笑)。

でシンセサイザーも鍵盤が付いている機種が大半ですが、これは何に分類されるかも自分には分かりません。

実際今作曲に使っているのはキーボード付きシンセです。

でもシンセっていったい何なのか、という疑問も沸いてくるんですよ。

GX1なんてエレクトーンとして売り出されたはずなのに、今では売り出したはずのメーカーがシンセサイザーと言っている位ですから(笑)。

で、今鍵盤付きシンセ使っている方も、それで音を作っている方は少ないでしょう。そもそもプリセット音源もPCM音源だし、電子ピアノや電子オルガンと音自体はそれほど違わないでしょう。

それにプリセット音源を制作に使っているかと言えば、少なくとも自分は使ってないですからね...。

で、シンセと言いながら自分が今使用しているシンセもそうですが、音作りの機能がほとんどない(というよりほぼ無い)機種が多いし、MIDIキーボードとして使って、DAWの音源鳴らした方がよほど本来のシンセとして使うことが出来ます。内蔵音源に拘る必要も無く、VSTプラグインで好きな音源を使える分、よほど便利でしょう。

自分の持っているシンセのHP見たら、音源がDL出来るようになってました(笑)。でも音は作れない...。

DAWの方が内蔵音源ですらよほど自由に音が調整出来るし、じゃあシンセって何?、みたいな話になって、同じところをグルグル回っているような感じになってしまいましたが、実際に今キーボード付きシンセは一部の機種を除けば、シンセとしての機能は持っておらず、実際にはMIDIコントローラーの一つ、的な役割にしかなっていないように思えます。

自分の場合、MIDIコントローラーとしても最近は使っていません。曲を作る時点での最初の構想を練るための手段に近くなっています。

むしろこういう使い方であったり、演奏するためのツール、というのが本来の楽器の姿でしょうが(笑)。

まあそれだけ鍵盤の世界は変化が激しいんでしょうね。ピアノ自体が新しい楽器ですから...。

というより、ただ単にDAWになって、シンセの機能自体がシンセでは不要になっているだけ、という見方の方が正しいのかもしれません。

DAWならVSTプラグインでいくらでも音源足せるけど、鍵盤付きシンセはそうはいかないですからね。まあ結論としては、作曲に使うだけなら鍵盤付いていればどれでもいいや、という感じでしょうか。

なので「鍵盤楽器奏者」でいいのかもしれません(笑)。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。