決済停止に対応するDLSite三店方式についての解説
この記事は何?
このXのポストで示したDLSite三店方式についての解説。
留意すべきこと
2024年4月6日時点の情報であり、今後の仕様変更で出来なくなってしまう可能性があること。
使用不可能なカードが存在すること。
あくまでもなんとかしてVisa/MasterCardで支払う方法であり、JCBカードを所有しているのであればそれで決済する方が楽であること。
同様に他サービスにおいてもVisa/MasterCardが塞がれた際にJCBさえ使えれば同じ手法が使える可能性があること。
少なくともDLSiteで使用するにはMIXI Mで本人確認が必須である事。(3Dセキュアを有効化する関係上)
この記事に記されている手法を行い、いかなる損害が発生したとしても私ぶるーきゃっとは責任を負いかねる事。
DLSite三店方式の概要
ざっくりと説明
手持ちのクレジットカード(Visa/MasterCard)でMIXI M(JCBプリペイド)にチャージし、チャージしたJCBプリペイドで決済を行うこと。
言ってしまえばVisa/MasterCardをJCBに変換して決済しているようなものです。
DLSiteの一件で思い付いたので「DLSite三店方式」と呼んでいるが、お好きなように。
何が有用なのか?
ショップ側でVisa,MasterCardでの決済が出来なくなってしまった場合において、JCB決済さえ生きていれば実質的にVisa/MasterCardで決済ができる点。
MIXI Mは100円から1円単位でのチャージが可能であり、端数を出しにくく少額の支払いもしやすい点。
仮に桁を間違えるなどチャージし過ぎて使うアテの無いまとまった残高が出来てしまってもJCBプリペイドなので他の買い物に使える点。
→QUICPayにも対応しているのでスマホのウォレットに登録すれば実店舗での支払いに使える。
MIXI M以外のJCBプリペイドでは駄目なのか?
FamiPay バーチャルカード
→JCB以外のクレジットカードでチャージが出来ない。ANA JCBプリペイドカード
→JCB以外のクレジットカードでチャージが出来ない。楽天銀行JCBプリペイド
→楽天銀行の口座からしかチャージが出来ない。アクアカード
→コメリ店頭でしかチャージできない。LINE Pay JCBプリペイドカード
→2023年10月31日で終了。おさいふPonta
→2020年8月17日で終了。ララQ
→2023年11月30日で終了。後継サービスのララPayプラスはJCBではなくVisa
他に情報あればコメントにて教えて頂けますと幸いです。
MIXI Mについて
そもそもMIXI Mとは?
だそうです。これだけ言ってもあんましピンと来ないと思います。
ウォレットサービスとMIXIが提供する他のサービス(TIPSTARとPIST6)でアカウントがそのまま使えるものです。
こんな事言ってしまっては元も子もないですが、殆どのユーザーが前者のウォレットサービスでしかお世話になっていないのではないでしょうか。
私もそうです。
もしかしたらこの名前に聞き覚えが…?
かつてMIXI Mは6gramという名前で提供されていました。
オシャレなスケルトンカードがちょっと話題になりましたね。
残念ながら今はあのスケルトンカードは発行できません。どうして……..
MIXIってあのMIXI?
"MIXI"と聞いてインターネット老人会の多くの皆さんが想像する"MIXI"で合ってます。あの国産SNSのとこです。
ひっそりとこういう事業もやってました。正直自分も驚きました。
三店方式の手順
セキュリティの観点からスクリーンショットの掲載は省かせて頂きます事、ご了承ください。
iOSはここからアプリをインストール
Androidはここからアプリをインストール
MIXI Mのアプリをスマホにインストール
MIXI Mに電話番号かメールアドレスで登録
バーチャルカードを選択し、カード名を任意のものに、ブランドをJCBにして発行(2枚目からは100円掛かってしまうので間違えないように注意)
下部メニューからアカウント→個人情報→本人確認を選択
本人確認で使用する運転免許証かマイナンバーカードと完全に一致した個人情報を入力(少しでも間違えていると本人確認が通りません。変換ミスや脱字に注意して下さい。)
本人確認が完了するまで待つ(早ければ数時間、遅いと数日かかります。)
下部メニューからホームを選択し、ウォレット残高にある+マークを選択
チャージ方法選択からクレジットカードを選択し、「新しいクレジットカードを追加」を選び画面に従ってチャージに使用するカード情報を入力(クレジットカード側での認証が必要な場合があるのでその場合は認証する)
チャージ金額を入力し、チャージする
バーチャルカードを選択し、3の手順で発行したバーチャルカードの情報を決済したいサービスで入力
サービスによっては認証が求められるので認証をする。アプリでの認証がとても楽
決済完了です。
不正利用対策のためMIXI M下部メニュー「アカウント」から「アプリメニュー」を選択し、パスコードを設定する事を強くおすすめします。
(DLSiteにおいて)この三店方式と比べてどうなの?
PayPay(Paypayカードからチャージ)
1000円からのチャージとなるので必要以上のチャージになりやすいです。
ただ、日本国内においてPayPayの普及率はクレジットカードに匹敵するのでチャージし過ぎた場合でも使いやすいのは救いです。
ビットキャッシュ
1000円からのチャージとなるので必要以上のチャージになりやすいです。
正直そこまでしっかり普及しているとは感じられるほどではないのも問題点ですね。
DL Pay(PaypalでDLSiteのポイントが購入できるサービス)
「これぞまさしく三店方式」ではありますが、1000円単位になってしまう上にDLSiteでしか使用できず、取り回しの悪さが感じられます。
Edy
もしかしたらMIXI Mに匹敵する手段になるかも…..?
私が使用している端末がおサイフケータイ非対応の為可能か検証できず。
人柱いらっしゃれば報告お待ちしております。ここに追記致します。
あとがき
思い付いたキッカケとしては「DLSiteでVisa/MasterCardが使えなくなりそうなので一部表現を置き換える」というニュースを見て「まぁJCB持ってるしいいか……そういえばJCBってプリペイドってあったよな…….クレジットカードでチャージできたよな、もしかしたらJCBプリペイドでブランドの変換いけるのでは???」と頭に過ったからです。
MIXI M自体はポイ活のルートに使用されていて、FFがクレカインタビューで出していたのを見て認知していました。
最後にこの記事を読んでいる人へ
こういう事態に対応するためにクレジットカードは4ブランド(JCB/Visa/MasterCard/Amex)揃えておいた方が良いですよ。
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