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嫉妬という感情

“これだけはロシアの方が優れていると切実に思ったこと”として、“ロシア語通訳として(米原万里さんが)、多くの亡命音楽家や舞踏家に接して、望郷の思いに身を焦がす彼らからしばしば涙ながらに打ち明けられた”こと。

“「西側に来て一番辛かったこと、ああこれだけはロシアのほうが優れていると切実に思ったことがあるの。それはね、才能に対する考え方の違い。西側では才能は個人の持ち物なのよ、ロシアでは皆の宝なのに。だからこちらでは才能ある者を妬み引きずり下ろそうとする人が多すぎる。ロシアでは、才能がある者は、無条件に愛され、みなが支えてくれたのに」”

“ソビエト学校の教師たちは、教え子の才能を発見すると我を忘れて大騒ぎする癖があった。嬉しくて嬉しくてその喜びをひとりで抱えきれなくなって、同僚や生徒たちを巻き込みたがる”

“もちろん、他の生徒たちにもまたたくまに喜びは伝染して、そういう恵まれた才能に巡り会えた心から幸せに思った”


 — 嘘つきアーニャの真っ赤な真実 / 米原 万里

Podoronさんのツイートより引用させてもらいました

わたしはこの本を読んでロシア語の勉強を始めました

もう一冊、米原万里さんの『ガセネッタ&シモネッタ』も。


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