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「働く人びと」@神戸市立小磯記念美術館

存在は知りながら訪れていなかった六甲アイランドの美術館に訪れてみました。

特にこの美術館は存在こそ知っていましたが小磯良平のコレクション中心だと思っていましてので行く動機づけが少なかったのですが特別展ということで訪れました。

明らかに訪れるのが遅かったことに後悔させられることになりました。

前半こそ戦後直後の労働争議が中心のような展示内容で少ししんどくなりましたが、途中からまったく観かたが変わりました。

まずタイトルになっている小磯の働く人びとの絵とその解説がさすがの専門美術館だと思わされました。
決して一枚の絵を賛美するのではなくその背景となる作品を深くほりあかし、その研究熱心さを同時に展示する内容に好感が持てました。

そして私が誤解していたのは小磯とその時代ではなく、現代画またはインスタレーション作品までこの展覧会が網羅していたことでした。

今回は良い展覧会に出会たということが一番でしたが、また訪れたい美術館がまた増えました。

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