見出し画像

コロナウィルス時代における経営者が考えるべき事〜有事斬然と無事超然〜

昨日は三略会(.経営者勉強会)でした
私が企業紹介の番でしたので弊社コネクティの会社紹介や、現在取り組んでいる新しい事業、そしてMBOの経緯とスキームを経営者皆様にご紹介致しました。

そして私が経営者皆様にプレゼン後、お出しさせて頂いた質問が、「各企業でコロナウィルス対応を現状どのようにされていますか?」
というお題で、テレワーク対応や時短について色々各社から色々話しが出て来ました。

■各社様々な状況とケース

IT企業ではテレワーク移行や一部移行、時差出勤等の話が多かった中少し記憶に残った話を記載しますと

1)メーカーP社
中国に工場のある企業様は完全に生産停止し、状況確認に出かけた社員も北京のホテルに缶詰になってしまったと話しをされており、非常に身近に中国の統制状況をお聞き出来ました。

2)人材サービス企業B社
面白いと思ったのは、60歳以上の社員が8割を超える企業。タクシーと新幹線は禁止しているが、後は全て個人の責任判断に委ねると社内アナウンスされたそうです。
高齢の方々にとってはより不安なウィルスですが、その年代まで行くと個々人の状況もかなり異なり個々で自由判断可能とそうされたそうです。

3)商社S社
また逆に別の商社系の先輩経営者の企業では、全員に出社前に体温計を計って提出。の通達を出されたとの事。(ただし拒否は可能)
すごい徹底ぶり。。。
こちらは逆パターンの相当踏み込んだ企業管理だと驚いていました。

4)翻訳企業K社
K社様の社長からは、「安易なテレワークは逆に社員や会社に不幸を招く」という話がされていました。昔テレワークに切り替えた時に、どうしてもルールの裏を突く人々が出てきて非常に混乱が発生した事例を教えて頂きました。
実際にテレワークをさぁ始めよう!というのは不可能で社労士と協力をして制度設計も重要な訳です。何事も思いつき、行き当たりばったりではなく、平時に有事の準備・計画をしておくことが本当に大切。と話を頂きました。

画像1

(写真:こんな時でも元気なのが経営者)

■いずれにしても正に有事。

有事斬然、事が起こった時は迷わず慌てず果断に動け

正にはこの。経営者が会社の方針をどんな内容であれ伝える事は非常に重要だと感じました。
一方

5)旅行業A社
その中で、非常に参考になったのは、旅行会社を経営されている社長の話で、昔SARSが流行した際、経営はガタ落ちになったと。
もちろんショックで辛い。でもそこで肩落としているのは経営者ではないと。
暇になった時だからできる事もある!
として、
これまで多忙で出来なかった書類の整理や、お客様のデータ管理等、時間があるから出来る事を、社員皆で見つけて取り組んだ。
と話をされたのです。

コロナウィルスで不景気になったら困るなぁ…と思っていた私には目から鱗でした。
ピンチにガックリなんて誰でも出来る。
経営者はそれではいけない
。と学ぶ訳です。

正にこちらは無事超然何もしない時は水のように澄みきった心を持て
落ち着いて見渡せば沢山のチャンスがあるものです。

毎日ニュースで不安な情報が流れる今。経営者が明るくなくてどうする!
テーマとしては暗い話ばかりになるかと思いきや、昨日はそんなとっても明るい経営者会だったのです。
(完全に余談ですが、「コロナな来いや❗️(来るなら来いや)」という駄洒落を言われていた経営者の方もいらっしゃいましたが…汗
若干不謹慎ですが、でも皆で大笑い。笑う門に鬼は去るものです。)

■最後に

同じく経営に携われる多くの皆様へ
本当に大変な時代です

三月決算の企業は特に売上や利益の見通しが立たなくて大変門思います。
でもこんな時だから、先ほどの旅行業A社のように、普段やれなかった事に会社全体でチャレンジしみてる。そんな気持ちの切り替えが大切なのかもしれません。
働き方の見直しはもちろん、普段のオペレーションについての再考察としてこれまでリアル中心だった業務をネットに置き換えたり、もしくはこんな時代だから有益な新しいウェブサービスを志向してみたり。
なんかそう思うと、「よしやってやろう!」という気持ちになりませんか?

あぁ大変だなぁと、ただ思っていても従業員を守る事も元気づける事も出来ないわけで。困った時こそチャンスに変えれる強さと明るさ。
これが経営者には大切なんだろうなと昨日の勉強会で深く学びまして、僭越ですが誰かを元気づけられればと本記事を書きました。

弊社もクラウドサービスカンパニー、ネットで自宅やテレワーク先からも業務システムに繋がり普段通りのオペレーションが可能になる。まさにクラウドサービスの利点を伝えられるタイミングだと思いますし。
刻々変わるこの状況において、企業がWebサイトを通じてお客様や、社員にタイムリーに情報伝達できる事、Webコミュニケーションの重要性は高まっていく。社内外のWebサイト構築を行っている弊社にとってはビジネスの拡大に広げられる可能性もあります。

もちろん同じチャンスでも転売屋みたいな、世の中の混乱に乗じた売上拡大とかは最悪ですが。そうではなく、世の中が大変な時にこそ、改めて自社がどう貢献できるのだろう?という点をちゃんと整理して、しっかりPRしていく事が、会社の中も、利用いただくお客様も皆幸せにしていける事だと思うわけです。

コロナ不景気は放っておけばどんどん酷くなります。でもありとあらゆる経営者が皆知恵を振り絞って新しい活動・対策を次々実行していく事で、世の中の景気を維持する。そんな日本すべての全経営者全員にとって力強い対策が求められていると思っています。

そんな事を深く学べた昨日の勉強会でした。 
大変な時代ですが、元気に前向きに頑張っていきましょう!エイエイオーー!

■後記

そういえば昨日マイナビ出版社「Web Desigh」がCMS特集で弊社の記事も掲載されています。クラウドCMS「Connecty CMS on Demand」にご期待ください。弊社の問い合わせから記事の送付もできますので下記ご確認ください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?