ぶるらぼ

俺は東京生まれ会社員育ち。スーツは着ないオフィスワーカー。

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最近の記事

怒ると叱るの後味

会社の後輩がミスをした。 日頃から事務処理を後回しにするクセがあり、 なにかと期限を守らない彼には困っていた。 他部署の後輩ながら、私の仕事にも影響する。 今回もまた 気の無い「すみません」と一緒に 期限の過ぎた書類を持ってやってきた。 いつもは直属の上司に指導を頼んでいるが 一向に良くならないので 今日は私から釘を刺しておこうと思った。 が、結果「怒って」しまい なんとも後味が悪かった。 この後味の悪さはなんだろうかと 考えた。 「怒る」とは

    • 忘れてた思い出がよみがえる時

      小学生の時に引っ越した家の近所に、「デイリーヤマザキ」があった。 今で言うところの「コンビニ」ではなく、小さな個人商店がやっている酒屋さんにデイリーヤマザキの看板をつけたようなお店だった。 小学生の僕は毎日のようにお菓子を買いに友達と通ったし、家族から頼まれる牛乳や朝のパンなどちょっとした買い物はスーパーに行かずデイリーヤマザキで買っていた。 引っ越してから毎日通うようになって、「店主のおっちゃん」に顔を覚えてもらえるようになった。いつも笑顔で、気さくに声をかけてくれる

      • 野良猫の佇まい

        最近、猫が気になる。好きかもしれない。いや、好きだ。 通勤途中に会う野良猫が大好きだ。 行きも帰りも「今日は居るかな?」ってワクワクしてしまう。 小さい頃からずっと犬派だったのに、急に猫派になった。大人になったからなのか。 野良猫のなにが好きなのかと言えば、 その「佇まい」だ。 過酷な環境に身を置きながら決して媚びずにつれない素ぶり、マイペースなのに警戒心が強い。 それなのにかわいいシルエット。 ひと昔前のツンデレそのものだ。 猫のように生きたいと思い

        • なんでも面白がれる人が最強

          会社に勤めていると気が進まないことを頼まれることってありますよね。 例えば、会社の取引先をもてなすパーティーを休日に有志でやりますと。 手の空いてる人は準備、本番、片付けまで手伝ってくれと。 このとき発動する人の心理は4パターンあるのだと思います。 1 手が空いてるから手伝う人 2 手が空いてなくても手伝う人 3 手が空いてないから手伝わない人 4 手が空いてるけど手伝わない人 今回は4番にフォーカスしてみます。 「手が空いてるけど手伝わない人」 理由を聞くと、「

        怒ると叱るの後味

          「しあわせ」になるために。

          映画「きみはいい子」を鑑賞しました。 この映画を見てしあわせってなんだっけ?と、改めて考えてしまいました。 この映画は小学校を舞台にした、とある町の物語です。 先生、同僚、恋人、保護者、小学生、母と子、ママ友、1人暮らしのおばあちゃん。 それぞれの想いが交差するどこにでも存在する町です。 時にその想いは誰にも言えない悩みや問題であり、うまく消化できずに孤独な毎日を過ごしています。 そんな孤独にそっと手を差し伸べてくれたのは「人が人を愛するということ」だったんです。

          「しあわせ」になるために。

          3歳児が言う「パパ嫌い!」の破壊力・・・

          もうすぐ3歳になる息子は、口も達者になり知恵もずいぶんと付けてきました。子どもの成長の早さに感心している毎日であります。 そんなもうすぐ3歳児が、「パパ嫌い!あっちいけ!」という破壊力抜群のワードを手に入れてしまいました・・・(どこで覚えてきたんだろうか。) 初めて言われたのは、息子がおもちゃで遊んでいるときに一緒に遊ぼうと思って横に座ったときでした。 「パパ嫌い!あっちいけ!」 ショック!!!!!それはもうショックでマジで心が折れちゃいましたよね・・・ 妻には申し

          3歳児が言う「パパ嫌い!」の破壊力・・・

          おつかれさまです、働き方改革。

          世の中は空前の「働き方改革ブーム」です。 なんだか言葉だけがひとり歩きして、そもそも「働き方改革」ってなんなのかわからなくなってきました。 そこでもう一度、働き方改革の内容をざっくり調べてみました。 ・長時間労働をやめましょう ・男性も育児休暇をとってイクメンになりましょう ・女性が働きやすい環境を作りましょう ・時間や場所にとらわれない働き方にしよう などなど。 つまり、サクッと働いてサクッと帰って遊ぼうよ!ってことですね。 もう少しちゃん

          おつかれさまです、働き方改革。

          才能がある人の短所には目をつぶるべきか

          会社での話なんです。 Aさんは仕事を生み出す才能が突出してるので、会社ではけっこう大切にされている中堅社員です。しかしとある1つのことが絶望的にできません。 絶望的にできないことは社内の「事務処理」です。 忙しいからしょうがないだろうの、完全社内ルール無視の無双状態・・・ 触れれば切れるナイフのような人なので、なかなか上司の言うことも聞き入れません。 周りのサポートでなんとか事務処理を進めていますが、そろそろサポートしてくれている人たちが限界にきています・・・ 理

          才能がある人の短所には目をつぶるべきか

          note ありがとう、を伝えよう

          なにかしてもらって嬉しかったり、助かったりしたときに「ありがとう」って相手にちゃんと言葉にして伝えることって大切です。 最近子育てをしていて息子によく言うんです。 「ちゃんとありがとうって言ったの?」 おもちゃを貸してもらったり、お菓子をもらったりしたときに「ありがとう」と感謝の気持ちを言える人になって欲しいから。 でも、自分自身は「ありがとう」って普段言ってないような気がします。そこで「ありがとう」というタイミングを1日の中で探すことにしました。

          note ありがとう、を伝えよう

          言葉の賞味期限切れ

          思ったことをすぐに言う。意外とむずかしいですよね。 最近、特に思うのが「思ったことをすぐに言わないとどうでもよくなる」ってこと。 別にどうでもいいことなら、どうでもよくなって良いんですけど。 あと熟考して考えを発酵させることに意味のあるものなら良いんですけど。 今この瞬間に言ってしまえば済むことを言わないって時にとか、 相手のことを思ったら、いま言っておいたほうが良いなと思う瞬間に言わないと困るんです。 「でもなんか言いづらいな」「あとで言おう」「もう

          言葉の賞味期限切れ

          生え抜き社員を育てる企業文化は生き残れるのか

          企業風土はそこで働く社員を見ればわかる。 うちの会社は新卒から丁寧に育て上げて、会社のカルチャーを根付かせて独特な企業風土を作り上げている。 中途採用の社員もいたが、カルチャーに馴染めずほとんど辞めていった。残った中途採用者はうまく馴染めた人だ。 業界内でも異彩を放ちそれがブランド化して良い方向になっている。 がしかし、新しい風が吹きづらく社内が醗酵して腐ってくるデメリットもある。 そしてなにより大切に育ててこれからって時に同業に引き抜かれることがある。 一時期、

          生え抜き社員を育てる企業文化は生き残れるのか

          お酒は友達

          酒を飲んで失敗をする人がいる。 セクハラしたりケンカしたり。思わず本音が出てしまって大変なことになったり。 酒を飲むと人が変わるんじゃなくて、酒を飲むと本当の自分が出でくるのです。 本当に困ったもんです。 「酒は飲んでも飲まれるな」 本当の酒との付き合い方は「嫌なことを忘れる」ために呑む。 これに尽きます。 酒を呑んでパーっと嫌なことを忘れて楽しむ。 悲しみも苦しみも疲れも呑み込んでくれる酒とは、ずっと良い関係でいたいものです。 今年も花火を見ながらパーっと

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          コミュニケーションとはさらけ出すこと

          コミュニケーションの本質はさらけ出すこと。 自分をいかにさらけ出して、相手と対話できるかどうか。 うわべっつらだけのコミュニケーションを何回もやったって、深い関係にはなれない。 ただ表面を撫で回してるだけで、相手の深いところまで手は届かない。 この人ともっと仲良くなりたいと思ったら、自分からさらけ出すコミュニケーションをとってみよう。 だが、これはリスキーでもある。 さらけ出した結果、とんでもなく嫌われることもある。 そしたら、諦めたらいい。 自分をさらけ出して

          コミュニケーションとはさらけ出すこと

          髪型決まればすべてが決まる

          髪型はその人の印象を占める割合がとても大きい。 最近、髪が薄くなってきたから尚更のこと思う。 髪型が決まればキャラクターはバッチリ決まる。 「坊主のたかしくん」「ボブのかなこちゃん」 「アフロのケン」「ゆるふわパーマのゆきちゃん」 例えばこの中で「アフロのケン」くんが、ツーブロック七三分けのポマードビッチリお兄さんに髪型を変えたらどうだろう。 印象は地球の裏側ブラジルまで変わるだろう。 きっとファッションもダボダボからキッチリになってるんだ。 たしかコシノヒロコさんも

          髪型決まればすべてが決まる

          サラリーマンもフリーランスも一緒だろ

          最近、まわりで気になることがある。 フリーランスはサラリーマンを不自由の象徴みたいな言い方をしている。 サラリーマンはフリーランスの表面的な自由さを羨ましく思っていたりする。 そもそも仕事ってなんだろうと考えたときに、サラリーマンもフリーランスも目くそ鼻くそだろ。 自分のやりたいことを自分の力だけで出来ればフリーランスでやれば良い。 自分のやりたいことが自分の力では出来ないときには、インフラが最高に整った企業に就職してサラリーマンとなり実現すれば良い。 サラリーマ

          サラリーマンもフリーランスも一緒だろ

          会社に利益はなぜ必要なんだろう

          売上から経費を引いて利益が残る。 なぜ利益を残さないといけないのでしょうか。 その前に、会社ってなんのために存在するのでしょうか。 会社は社会に価値を提供します。人の役に立つこと、人を幸せにすることに存在意義があります。 社会に貢献するために会社はあるのであって、利益を出すために会社があるのではありません。 話はもどって、なぜ利益を残さないといけないのでしょうか。 答えは、社会に貢献し続けたいのなら利益を出し続けなければならない。 赤字の会社はいずれ倒産します。

          会社に利益はなぜ必要なんだろう