見出し画像

パソコンにおける「ドライバ」について

今日はいつものパソコン部品の話ではなく、システムの話をしてみようと思います。

ついこの間、会社で仕事をしているときに「パソコンが壊れた」と言い出したメンバーがいました。状況を聞いてみると、ネットワークにつながらなくなったみたいなんですよね。
確かに状況だけ見ると壊れたように思いますが、昔のケータイのようにアンテナが生えているわけではありませんし、中に埋め込まれているものが物理的に壊れるということは少ないでしょう。
まぁ、会社で水ぶっかけたりパソコンを投げ飛ばしたりするような人であれば話は別ですけど・・。

ともあれ、こういう時に疑うのが「ドライバ」です。
今回はドライバの重要性について書いていきます。

ドライバの役割

皆さんはパソコンを使用しているときに、アプリケーションをインストールしていると「ドライバをインストールしています。」というような文言を見ることはないでしょうか。
そのドライバが今回のものにあたります。

ドライバは、「機器とシステムをつなぐ役割」を担っています。

パソコンは様々な部品・ソフトウェアが備わっていることによってあの高性能を実現しているわけですが、実は最初からそれぞれの機器の扱い方を知っているわけではありません。
なので、それぞれの使い方を教えてあげないと「この部品何ですか?どう使うんですか?」と困っちゃうわけです。そういったことにならないために、このドライバをインストールしておくことが重要なわけです。

また、ドライバは最新の状態で更新する必要があります。
主な方法は以下の通りです。

①一括アップデートで汎用ドライバをあてる
②端末のメーカーサイトから最新ドライバファイルをダウンロードしあてる
③パーツのメーカーサイトから最新ドライバファイルをダウンロードしあてる

■一括アップデートで汎用ドライバをあてる
これは、PCだと「Windows Update」、スマホでいうところの「ソフトウェアアップデート」などによって、自動で更新がかかっている場合を指します。ただし、パソコンの場合になってくるとあくまで汎用的なものとなり、専用のドライバをインストールする場合と少し異なってきます。
例えるのであれば、「一般的なテレビの使い方は教えたけど、Panasonicのテレビの使い方を教えたわけではない」みたいな状況です。
リモコンを使って、チャンネルを切り替えることによっていろんな番組が見られることをは知っていても、インターネットテレビの機能があったり、ゲーム専用モードに切り替えることは知らない、みたいな感じになるわけです。

高いアクセサリ製品を購入しても、性能を発揮しきれない場合というのは、これを指しています。


端末のメーカーサイトから最新ドライバファイルをダウンロードしあてる

これはパソコン本体のメーカーサイトから、その端末にあったドライバをインストールする方法です。手間なく実施する方法としては、この方法が主流でしょう。画像はLenovoの場合です。

この場合の利点としては、メーカーが事前に懸賞をしていることが多いということです。
パソコンも精密機器ですから、バージョンアップを図ることによって動作が不安定になることが良くあります。また、それは端末ごとにバラバラです。
しかし、メーカーが推奨しているものを使用することによって、そのリスクは低減されます。少なくとも自身のパソコンは正常にアップデートできるでしょう。
もしそれが不具合の原因になった場合でも、メーカーからサポートを受けられることが多いですし、対処方が展開されることtなりますので、安心感が違います。

最近では、自動で古いドライバを検知してアップデートしてくれるソフトウェアを配布していることが多いので、それを用いるのが一番いいでしょう。


パーツのメーカーサイトから最新ドライバファイルをダウンロードしあてる

最後は、直接パーツ・機能を提供しているメーカーからドライバインストーラをダウンロードしてきて実行する方法です。以下はMSIというメーカーのサイトになります。

【MSI サポート】

こちらもメーカーから展開されているものになりますので、基本出来には問題は発生しませんが、それぞれ個別で当てることになるので、より専門的・部分的になりますが、本体に対して行うわけではないので不具合の発生率は上がります。
まぁ、自作とかしない人は基本無縁だと思ってください。(笑)
最近は自動インストールで大概なんとかなります。



さて、今回はパソコンにおけるドライバについて書いてきました。

ドライバは、パソコンを使用するにあたって非常に重要なものになりますので、是非知識として持っておいていただけるといいと思います。
スマホだと皆さんやってますので、大丈夫だと思います。

パソコンを使用していて、何か不具合が発生した場合、すぐに修理に出すとかではなくまずは同じ事象について情報がないか検索をしてみて情報を集め、見つかりそうになければ一度ドライバのアップデートを試すようにしてください。改善することが多いです。



次くらいからは、もう少し踏み込んだ話をしていきます!


それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?