「ナミヤ雑貨店の奇蹟」/東野圭吾 読書徒然vol.10
悩む時
実は自分自身の中にもう答えや
どうしたいかは出てて
だけどそれを選択した時に出現してくる困難や
恐怖につぶされてしまいそうになることがあって
そんな1人では
どうしようもなくなっちゃいそうな時に
この小説で起きる《奇蹟》みたいなことが
あったら救われるだろうなあと感じた
そして自分自身の中の
ごっちゃになってしまった気持ちを
誰かに伝えようとした時
内側から外側に出した時
自分自身の中に答えはあったんだと気付くことが
できる
最後は自分自身で答えを
出さなきゃいけないけど
一緒に悩んでくれたり気にかけてくれる存在が
いるってステキなことだし救われる
どれかひとつ欠けてもたどり着けないような
《奇蹟》って字がぴったりの物語だった!
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(本文より)
「嫌がらせだろうが悪戯目的だろうが
『ナミヤ雑貨店』に手紙を入れる人間は、
ふつうの悩み相談者と根本的には同じだ。
心にどっか穴が開いていて、
そこから大事なものが流れ出しとるんだ。
(中略)
だからわしは回答を書くんだ。
一生懸命、考えて書く。
人の心の声は、決して無視しちゃいかん。」
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