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【開催報告】九州大学でのプレゼンクリニック

2019年6月18日に九州大学(伊都キャンパス)でプレゼンクリニックを実施しました。

このプレゼンクリニックは、下地理則先生のゼミ生を中心とした言語学研究室の学生を対象におこなった出前講義です。

「クリニック」と題されているように、今回の講義は、ゼミ生たちのプレゼンに見られる「症状」を解決してほしいと下地先生から依頼されたものでした。

事前に下地先生から伝えられていたゼミ生たちの具体的な「症状」は以下の通りです。

・論点を絞ることに慣れていない
・じっくり読むことが前提の論文のスタイルを踏襲してしまう
・聞き手に負荷をかけるようなプレゼンテーション
・デザイン面を軽く見ている(フォント,色,配置,など)
・話が「つまらない」印象(興味を相手に持たせる努力がない)

下地先生の所見を踏まえて、私が彼らに与えた処方箋は大きく以下の4つでした。

処方箋1:論点とは問いである
処方箋2:書き言葉で話さない
処方箋3:事前に地図(目次)を与えて、最後まで丁寧にガイドする
処方箋4:スライドは紙芝居である

これらの処方箋に基づいて、5つのレクチャと3つのワークを「処方」しました。

2時間という短い時間だったので、かなり詰め込みになってしまいましたが、受講生は皆さん意欲が旺盛で、最後までしっかりとついてきてくれました。

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