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ノウハウ

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DXやWeb3などの最先端技術や次世代社会を担うPdMやSalesのノウハウやTIPSを発信しています。
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いい事業アイデアは、いつも「現場」に隠れている

新規事業開発の話をしていると、よくこのような質問をされます。 「そもそもこういう事業アイデアって、どうやったら思いつくんですか?」 たしかに、事業開発をするうえでいちばん難しいのがこの「事業アイデア策定」のフェーズです。 僕は2017年にAI教育事業で起業し、いまは「スタートアップを量産する会社」を経営しています。この半年で10ほどの事業を立ち上げ、そのうちいくつかを法人化しました。 その経験からこの問いにひとつの答えを出すならば、 アイデアは、ゼロから生み出すので

元キーエンスのトップ営業が、新規事業をバンバン売るためにやっていること

うちの会社に、元キーエンスのとても優秀なセールスパーソンがいます。前職では、営業所の過去最高売上を何度も叩き出していた人です。 (↑Forbesにも取り上げてもらいました) 彼を採用したのは「新規事業」のセールスをしてもらうため。 ぼくらは「スタートアップファクトリー」を運営しています。革新的なスタートアップを次々生み出すビジネスモデルで、この1年ほどでvertical SaaSを中心に、10以上の事業を立ち上げてきました。 新規事業のセールスは、一般的な営業と比べて

事業立ち上げで絶対に失敗しないための「ユーザーヒアリング」5つのポイント

事業が失敗するいちばんの原因は、誰も欲しがらないサービス・プロダクトを作ってしまうことです。 「あたりまえじゃん!」と思うかもしれません。 でも、ユーザーが「お金を払ってでも欲しい!」と思えるサービス・プロダクトを、最初から完璧につくれる人なんてほとんどいないのです。 そこでめちゃくちゃ大切なのが「ユーザーヒアリング」で仮説検証していくこと。 サービスをただの「思い込み」で開発すると、ユーザーが求めていない機能にまで時間を割いてしまうことになります。そういう「ムダ」を

建材業界で新規事業を立ち上げて、8ヶ月で「業界シェア80%」をとれた理由

ぼくは「スタートアップを量産する会社」を運営しています。 事業をバンバン立ち上げて、PDCAを回しまくって、うまくいったものだけを法人化する。「スタートアップファクトリー」とよばれる、日本ではまだ珍しいビジネスモデルです。 かつてヘンリーフォードが「T型フォード」によって自動車を大量生産したように、事業立ち上げのプロセスを「型」にして、起業に再現性をもたせる。 まるで工場のように、革新的な「会社」が次々に生まれていくーー。 それがぼくらの目指す世界です。 「そんなに

Astar Network ファウンダー 渡辺創太が見るWeb3の未来

こんにちは。合同会社BLUEPRINT Founderの安田です。 今回の記事は、注目のWeb3について解説しています。Web3への注目が集まる中、私もその魅力の虜になっていて、この記事をきっかけに、ぜひ多くの方にWeb3の可能性ついて知ってほしいです。 BLUEPRINTははスタートアップを工場のように大量生産するスタートアップファクトリー事業を運営しています。新しい事業の立ち上げを目指して、最近は僕もさまざまな分野の方と話しながら、いろんな事業の着想を得ているのですが

新規事業を成功に導く、SaaSビジネスの「勝ちパターン」

僕はこれまで大手600社以上のDX推進を支援してきました。 その知見を生かして、いまは「スタートアップを量産する会社」を経営しています。この1年で10以上の事業を生みだし、いくつかを法人化しました。 うまくいっているのはどれも、業界のDXを進めるSaaS事業。なかでも「建材業界」や「製造業」に特化したサービスを展開しています。 一見すると旧態依然で、変化が起こりにくそうな業界ですが、僕らは比較的スムーズにサービスを導入してもらえました。 それは、ある程度の「勝ちパター

「いきなり売上5000万円」のスタートアップをバンバン立ち上げる僕らのやり方

僕らの会社は「スタートアップを量産する会社」だ。 かつてヘンリーフォードは「T型フォード」によって自動車を大量生産できるようにしたが、僕らはそれを「スタートアップ」でやりたい。 僕らはこの1年ちょっとで10以上の事業を生みだし、いくつかを法人化した。今年に入って立ち上げた建材の会社は初月からいきなり6000万円ほどの売上が見えていた。 スタートアップを次々に生み出す「スタートアップスタジオ」というモデルは、今のような先の見えない時代に強い。 事業をバンバン立ち上げて、

PMって何してんの? プロダクト開発の4ステップ

エンジニア不足と叫ばれているが、同様に不足しているのはPM(プロダクトマネージャー)だろう。いくら優秀なエンジニアがいたとしても、PMがダメだったらプロダクトは成長しない。 PMを目指したい人が増えていくように、知識を体系化してアウトプットして「PMってどんな仕事するのか?」のイメージが持てるようにしていきたい。 私はまだ、ひよっこPMだが、現状で出来る限りの事をしていこうと思う。(先輩方、色々と教えてください🙇) では早速、PMの「プロダクト開発」の仕事に関してまとめ

【厳選】 PMスキルをアップさせる7冊の本

以前、下記の記事でPMの仕事の一つである「プロダクト開発」に関して解説した。そこでは4つのステップに分けていたので、それぞれのステップで参考になる本を紹介していく。 《参考》 プロダクト開発のサイクル 1. イシューを見極める(2冊)【1冊目】イシューからはじめよ 世の中で問題かもしれないと思われているもののなかで、今この瞬間に解を出すべき問題というのは100個のうち2、3個だ。 「それは本当に解くべき課題なのか?」を自分に問い続け、価値の高い仕事だけにフォーカスし、

雰囲気で選ぶと失敗する。良いKPIの5つの条件

KPIを設定するときに、どんな判断軸を持っていますか? 様々な意見があると思うが、私なりにKPIを決める際の重要な判断軸を5つまとめてみた。 1. 数を1~2個に絞るKGIを達成するにあたって、本当に重要な要素・レバレッジがかかるポイントだけに集中する。理想は1つ、多くても2つまでに絞ること。 リソースは限られているので、やることを増やしても成果はでない。リーダーの役割は、チームがより多くの事を達成するために、より少ないことにフォーカスすることだ。 事業構造や相互関係

未来は「予想」ではなく「妄想」する - 新時代の豊かさを実現する思考法

AI時代にはどんな能力が必要なのか? オンライン化する社会で自分はどう働けばいいのか? 社会が激動している中で、今いちど、ゆっくりと考える必要があるでしょう。 新しい時代に移り変わる中で、どうすると豊かになれるのか? ポイントは未来を予測するのではなく、妄想することにあります。そのことを、3つの書籍の内容をベースにまとめていきたいと思います。 -- この記事は約5分で読めます -- 豊かな人生を送るのはニュータイプ人材 20世紀後半〜21世紀初頭にかけて高く評価されてき

成果にこだわる習慣をつくる「20」のチェックリスト! 〜スタートアップの経営者・マネージャー向け〜

こんにちは、つるちゃんです。株式会社STANDARDでCTOをしている者です。弊社は「ヒト起点のデジタル変革をSTANDARDにする」というミッションを掲げて、3年弱で350社以上の企業におけるDX推進支援をしています。 最近、オフィスを解約する企業や、リモートワーク中心でオペレーションをまわしてく組織が増えていますね。 リモートワークが普及し始めると、「プロセス」ではなく「成果」を重視する評価方法になっていく気がします。つまり、個人としもチームとしても「より成果を出す」

就活も就職もせず、退屈から逃げ回っていたら、スタートアップを量産するエキサイティングな日々が待っていた

19歳のとき、ぼくは仲間たちと会社をつくった。 企業のDXをサポートする株式会社スタンダードという会社だ。 創業から5期目で、クライアント数は650社以上。日本を代表する有名企業から「うちのDXを手伝ってほしい」というご相談をいただいている。 DXの会社なんて山ほどあるはずだ。 それなのに、なぜただの学生ベンチャーが、わずか数年で「東証一部上場クラスの大企業」から信頼されるまでになれたのか? 正直なところ、ぼくらはとくべつ優秀なわけではない。 ものすごく優れた技術や