「この問題に正解はありません」 先生からの挑戦状

①全員が中年男性に黒スーツ。全員が回答しようとしていない。手を机上に出さない。

②官僚含め役職は、男社会がまだ残っている。そして、服装が統一されている事から、集団行動・同調の意識が高く、個性を出すという行為がオフィシャルの場でも見出せない。
 また、EU側は、写真で写っているメンバー全員が、話を聞いて、自分が答える姿勢を取っている。しかし、日本側は、河野大臣とその周辺の人達は、聞いているが、当事者意識がある様には見えない。ここにも、担当責任者(政治家など)にのみ任せる傾向が見える。
 付け加えると、EU側は、前のめりの姿勢で手を机上に出し、オープンにしている。しかし、日本側は下を向く人が多く、比較的後ろ向きで猫背である。この見た目では、話し合いに積極的に見えない。また、ペンを持っている人がいるが、EU側は話を聞く事にフォーカスしている。対話において、相手を見ないことは、話し合わない意思と見られる。
 以上の事から、日本が外国との競争に優位に立てない理由が、「前向きが足りない事」と言える。謙虚や忖度よりも、姿勢や言葉で表さなければ伝わらない。日本の基準と国際の基準とでは、日本人の意思伝達力がまだ弱い。世界競争において、プロアクティブで無ければ、置いていかれる。
(20歳 京都府)

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