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乙女座宮 / 山口百恵

1978年リリース。山口百恵 の21枚目のシングル曲。
「乙女座宮」

作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 編曲:萩田光雄

オイラは昭和歌謡大好き人間ではありますが、正直なところ、山口百恵の曲にはほとんど魅力を感じておりません。
なんつーか、宇崎竜童の作曲って、同時期の職業作曲家、たとえば筒美京平、都倉俊一、馬飼野康二、三木たかし、穂口雄右、大野雄二、大野克夫といった面々の作品と比べると明らかに一枚落ちるといいますか、洗練されていない感が強くて、どーしてもバタくさい印象を抱いてしまいます。
キャッチ―な転調ワザ、オシャレなリハーモナイズ、クセになるオブリガート、といった技巧を、まったくと言っていいほど感じません。
それでいて、「プレイバック Part-2」「美・サイレント」のような奇をてらった、一種異様な作品でお茶を濁す戦略が、オイラ的にはまったく受け入れられませんでした。

しかし、この「乙女座宮」に関しては、Aメロ・Bメロ・Cメロのコントラストが際立っていて、特にCメロでリズムアプローチや歌い方を変えるアレンジはお見事だと感じます。
ハッキリ言って、宇崎竜童 というより 萩田光雄 の「お仕事」だと思いますが。

ちなみに、この曲も先日の「天体に関連した曲しばりのオープンマイク」で歌いたかった候補曲のひとつでした。
今後も耳コピ練習を継続していくことといたしませう。

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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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