チューナーだけに頼らないチューニング
ギタリストにとっては基本中の基本ともいえる「チューニング」。
2023年の今日においては90%以上の方が チューナー を使ってチューニングを行っていると思います。
かくいうオイラも チューナー のお世話になっておりますが、最終的な確認は、必ず「耳」で行うようにしています。
具体的には「E」のローコードを弾いて、変な共鳴が出ていないか、を確認します。
チューナーでは合っているのに、実際に「E」を弾いてみると不快な「音の濁り」を感じることは少なくありません。
そんなときはチューナーを使わずに5弦(A)と4弦(D)を基準にして、各弦との共鳴を確認するようにしています。
確認するのは次の9ポイント。
・6弦5フレットと5弦開放(A)の響き
・5弦2フレットと2弦開放(オクターブ違いのB)の響き
・5弦5フレットと4弦開放(D)の響き
・5弦10フレットと3弦開放(G)の響き
・5弦14フレットと2弦開放(B)の響き
・4弦2フレットと1弦開放(オクターブ違いのE)の響き
・4弦5フレットと3弦開放(G)の響き
・4弦9フレットと2弦開放(B)の響き
・4弦14フレットと2弦開放(E)の響き
オイラの経験則では、上記の響きを確認し、数か所を微調整すれば、ほぼ「E」の響きの濁りは改善されると思っています。
当然ながら、これは「Key=E」、もしくは「Key=A」の曲を演奏する機会が多いオイラ独自のルーティーンなので、万人にオススメするワケではありませぬ。
また、オクターブチューニングに難があるギターでは根本的に成立しませんのでご注意のほどを。
なんてな。
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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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