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ナイアガラサウンドを支えた立役者

2024年3月9日のヤフーニュースから無断転載。

稲垣次郎さん死去、90歳…ピンク・レディーや西城秀樹さんの伴奏も手がけたサックス奏者
ジャズサックス奏者の稲垣次郎(いながき・じろう、本名・幸雄=ゆきお)さんが1月18日、肺炎で死去した。90歳だった。葬儀は近親者で済ませた。 1933年生まれ。高校時代からプロ活動を始め、「フランキー堺とシティ・スリッカーズ」「前田憲男とウィンドブレイカーズ」などに参加したほか、自己のバンドを率いて活躍した。西城秀樹さんやピンク・レディーの伴奏を手がけたほか、大滝詠一さんの作品にも参加した。

大瀧詠一 仙人のファンの方で 稲垣次郎 の名を知らぬ方はいないでしょう。
ロンバケ以前のナイアガラのレギュラー・ブラスセクション(担当はテナーサックス)としてクレジットされていたお方です。
恥ずかしながらオイラ、稲垣次郎 という名前は知っていても、外見やプロフィールについてはほとんど無知でしたので、今回の訃報に際し、今さらながら調べてみたら、日本のジャズ界におけるキーパーソンであったことがよくわかりました。

ポップス大作にありがちな大仰なブラスアレンジではなく、どことなく間の抜けたような、それでいて半音音階を多用したカッコいいフレーズが中毒的に効いてきます。
恐らく日本で最初に、ポップスに本格的なニューオーリンズを持ち込んだのが大瀧仙人だったと思います。

上記は「日本ジャズファンクの名盤」の誉れ高い「ファンキースタッフ」。
今回初めて聴かせていただきましたが、オイラ的にはもっとタワー・オブ・パワー寄りの派手なグルーヴの方が好物かも。

いずれにしても、日本のロック、ジャズ、ファンクに多大なる貢献をされた方です。
偉大なるサックスプレーヤーの合掌。

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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ
「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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