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野外イベントのPAでした

昨日(2023年5月28日)は、静岡県藤枝市にある蓮華寺池公園野外音楽堂にて開催された、某音楽教室の発表会ライブのPAヘルプでした。

カラオケ音源を使った歌唱、ギター弾き語り、各種ダンス、ゲストバンドのライブ、等が行われ、なんつーか、久しぶりにK-POPを中心とした最新のヒット曲を聴くこととなり、軽いカルチャーショックを受けた次第。

正直言って、K-POPの作品としてのクオリティは侮りがたし。いや、完全にJ-POPの1年先を走っていると実感します。

とは言うものの、K-POPの醍醐味はあくまで「制作されたオケ」のクオリティであり、決してライブで生演奏できる作品ではない、という点が致命的欠点でもある、というのがオイラの見解です。

以前、ブルーノ・マーズ が来日したとき、テレビのモーニングショーに出演し、ヒップホップ系の曲を「生演奏」したのには驚かされましたが、K-POPで同じことは、まず、できないはず。

ところで、この日のPA機材は主催者(音楽教室)が所有のものを使用いたしましたが、特にワイヤレスマイクの調整には難儀いたしました。
踊りながら歌う出演者(グループ)がいるとのことで、ワイヤレスマイクを6本同時使用する準備をいたしましたが、PA設営の時点で、混線が原因と思しきハウリングが発生。
ちなみに使用したワイヤレスマイクは、ゼンハイザーが2波、クラシッププロが4波。
みなさんご想像のとおり、安価な製品とは言え、ゼンハイザーはまったく問題なしでしたが、クラシックプロの方は・・・受信するはずのないレシーバーに、別のチャンネルを割り当てたはずのトランスミッター(マイク)の音が入り込むなど、なかなかの酒池肉林地獄でありました。

幸いにも、混線したのはリハーサル時のみで、本番時は特にトラブルなしだったので一安心でしたが、こんなチョーシでは、いつ同じ症状に見舞われるかわからないので、なるべく使いたくないですねえ。

最近は、アマゾン等でメイド・イン・中華の2.4GHz/5GHz帯を使った安価なデジタルワイヤレスマイクシステムが流通しているようですが・・・もし、ライブでの使用を前提にしている方で購入を検討しているのであれば、悪いことは言いません、最低でもシュアーかゼンハイザーのブランドものを選択されることを強~くオススメします。

・・・そんなオイラが使用しているのは、サウンドピュアLINE6 だったりしますが(汗)。

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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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