アコギ弾き語りでハードロックを
昨日(2022年3月27日)のブログ記事に書いたとおり、先日のナマ音ライブ(ノーPAライブ)においてアコギ弾き語り形態でハードロックを演ってみたら、一部のお客さんには思いのほか好評だったので、チョーシに乗って続きを書かせていただきませう。
オイラはカバー曲主体のアコギ弾き語リストです。
ゆえに「どんな曲をカバーするか」がヒジョーに重要となります。
オイラの場合は20代の頃から「ハードロックをアコギ弾き語りで演ってみたい」という願望がありました。
ただ、ギターを始めたきっかけが吉田拓郎だったため、「フォーク弾き語りのクセ」から抜け出すのは簡単ではありません。
恐らく多くの弾き語リストの方々も同じ想いを抱いていたことと思いますが、それを実現するためには、
・ギターの演奏をコードストロークからリフ弾きに変える
・歌い方をやさしく繊細な発声から高音シャウトに変える
等のハードルを越える必要があり、とても一朝一夕にクリアできません。
結果的に約5年くらいの年月を経て、ロックギターの定番フレーズを修得し、ロックボーカルっぽい歌い方もなんとなく形になってきました。
・・・が、この2つを同時に行う、つまり実際に「ハードロックのアコギ弾き語り」を演るのはさらに至難のワザでありました。
なによりも、歌の文節とギターリフのアクセントのタイミングがズレている場合がほとんどなので、歌がギターにつられる、ギターが歌につられる、という致命的な苦手課題をひとつひとつクリアしていかなければなりません。
残念ながら劇的に上達する方法は(オイラの場合は)見つけられなかったので、地道にエラーチェックしていくしかありませんでした。
すなわち、ゆ~っくりギターリフを弾きながら「どのピッキングのタイミングで歌い出すか?」という確認作業を繰り返し、徐々にテンポを上げていく、という手法です。
(ちなみにオイラが初めて挑戦した曲はキッスの「雷神」という曲でした)
当然ながら、ギターリフを完璧に覚える、歌(歌詞も)を完璧に覚える、というステップを経て、最終的に「その2つを同時に行う」練習に進んでいきます。
つまり、オイラ的には「スコアを見ながら弾き語る」という選択肢はハナからありません。
少なくとも、ギターのコード進行も覚えていない状態で「リフを弾きながら歌う」なんて無理です。
というワケで、ハードロックの弾き語りに挑戦し始めてから約30年経過し、さすがに「コツ」は掴んだと自認しているものの、「歌と演奏が上手く合わせられない」場合は、昔も今も「ゆっくり弾いて、タイミングを確認した後、徐々にテンポを上げる」という練習方法に変わりはありません。
なんてな。
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▼IMFORMATION
● 月イチ定例やまぼうしライブ
※2020年4月から当分の間、中止とします
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
住所 静岡市葵区辰起町8-17 電話054ー271ー1602
料金 500円 (ワンドリンク付き)
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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