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【メンタルに優しい資産形成】第五回「株価下落時の考え方」

最近、米国金利の上場や戦争などの影響で株価の変動が大きい状況です。長期投資をしていても気になるところですよね。そんな時に10数年投資した経験からオススメの考え方と行動に関して記載してみたいと思います。

1.下落したら気になるのが当たり前

利益を得るより損する方が2倍もメンタルに影響するというのが一般的な解釈です。つまりNISAやiDeCoなどで投資をしているときに「下落しても無視できるのが投資家として成功する秘訣」と無理に思わないことです。下落を無視しようとしても簡単に割り切れないのが正直な気持ちなのは普通です。それを我慢しようとするとかえって、どこかで大きな反動となりパニックになります。まずそういう気持ちになることを受け入れることから始めましょう。

2.リスク資産を縮小するなら一部分

下落するときに何もせず「長期投資だから」と割り切れればそれに越したことはないですが中々難しいのは上記で記載した通り。しかし不安に駆られて全部売却したらせっかくの投資した資金が現金に戻ってしまいます。再度の上昇局面で投資すれば良いと言いますが一度売却してしまったらなかなか投資再開はメンタル的に難しいものです。

そんな時は「一部分」を売却してみましょう。私は大きく利益が乗った投資商品を2倍になったら半分売却して原価を回収して「後はいくら損しても良い」という安心感を得るという事をやったりします。当然その後さらに値上がりして収益機会を逃すこともありますがそれは結果論。値下がりするときも同じですから一部でも売却しておくことで「自分は市場に残るための対策をした」と考えて次の行動を起こしやすくなります。

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3.最後は自分なりの理由で決断する

YouTubeやブログなど色々な投資情報が出ており、それらはとても参考になります。しかしどれも同じことを言っているわけではないし、予想が外れることも多々あります。未来は分からない以上最後は「自分で決断」することが大切です。これにより「失敗を他人のせいにできない」「自分の中に経験として残る」という自分の財産になります。
従って、色々な情報を得ること尾はよいですが、最後は「自分なりの理由」をきちんと考えて行動して、理由とその結果をメモでもしておくことをおススメします。

4.まとめ

下落時こそメンタル的なことを考えた行動が大切になります。人間はロボットのように機械的に行動することはできません。しかも人それぞれ個性も異なります。上記はあくまで私のオススメであり、あなたに適した手法が他にもあるかもしれません。しかし、この記事の内容から少しでもあなたの投資が継続するためのアドバイスができていたら私も嬉しいです。困難な時代ですが投資を継続していきましょう。

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