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【今こそ始めよう】仕事に役立つ貯蓄・投資の勉強

皆さんは投資や貯蓄という言葉を聞いてどう思うだろうか。株式投資やNISAなどの言葉を想像する人もいるだろうし、仮想通貨やFXなど値動きの激しいものを創造する方もいるだろう。しかし、投資や貯蓄を勉強することは仕事をするのにもとても役に立つのでお勧めしたい。
そこで、FP資格を持つわたしからの、投資/貯蓄のオススメのアクションプランとと仕事に役立つ理由を記載してみます。

積み立て

積み立てというと積み立てNISAを想像する方が多いと思いますが、別に投資しなくても構いません。まずは、毎月確実に貯蓄することです。
私は新入社員のころから財形で積み立てした資金で、結婚当初の2人住まい用マンションを現金一括で購入できました。当時36歳です。
積み立てに関するお勧めのアクションプランは以下の通り
 ・会社に財形やiDeCoなど天引きの仕組みがあればそれを利用する
  どちらも会社からの補助があったり、税制的に有利だったりするので
  利用しない手はありません
 ・給与振込口座から自動天引きする(SMBCのりぼん等)
  自分の会社に財形などの制度がなければ、自動天引きがお勧めです
  今の時代銀行に預けても金利はほぼありませんが確実にたまります。
 (一定額たまったら投資に回すことも考える)

これがなぜ仕事に役立つかというと、「お金を管理できる」ようになるからです。一定の金額を積み立てるという事は、使える金額に制限がでるということですので。仕事を進めていくうえでお金の管理は必須スキルです。SEでも管理職になれば予算が与えられ厳しいノルマもあったりします(笑)

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投資

投資はビジネスで利益を上げるには絶対に必要な知識となります。
また、投資を始めると投資先含めた社会全体の情報を自ら集めに行きますので、それも将来的には役立ちます。
投資先はNISAなど制度的なものはともかくとして、若い投資初心者にお勧めなアクションプランは以下の通り
・ETFや投資信託などを積み立てで購入する
 積み立てで投資時期、ETFや投信で銘柄も分散することでリスクも分散。
 ただし手数料の安いものを選ぶこと。0.5%以下推奨
・日本の10年国債変動金利
 最低保証0.05%で半年ごとに金利見直されるのでインフレにも対応可能
 銀行に預けるより金利はよいし安全性も高い

これがなぜ仕事に役立つかというと、まず目標に対しての「リスク許容度」を自分で考える必要がでるからです。予算達成にある程度リスクが必要な金額であるなら投資信託のような商品、リスクが小さくても目標達成できるなら国債でもよいでしょう。

また、予算を持って行動するときには投資でその元を取れるかどうか計算することも重要です。例えばあなたの部下に毎月10万円のツールをあたえるとします。部下にかかる費用(給与含む会社としてかかる費用)は時間当たり5000円程度とします。すると
 毎月10万円÷5000円=20h
そのツールで毎月20h以上生産性が上がれば投資以上の効果が生まれるという事です。(損益分岐点)
このように投資する金額とその金額に対する成果を計算できること、つまり「投資効果」を考えられるようになることが仕事にはとても役に立ちます。

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終わりに

今回は仕事に役立つお金の考え方の話をまとめてみました。私も管理職になってからはSEですが、常に予算を意識して利益率を考慮したり外注先との価格交渉もやってきました。実際にその立場になるまでにはある程度時間がかかりますのでまずは自分のお金を管理・運用できるスキルを身に着けることから始めてみましょう。


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