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【20代で1000万貯蓄するには】20代でやってよかったこと3選

私は48歳なので20年も前の話ですが20代で1000万以上ためました。
当時の私は金融知識はなかったので投資商品を買って爆発的に増やしたわけでもありません。ただ素人としてお金を増やしたいと思っていただけです。

今回は当時を振り返り、FP資格を持ち投資経験も15年たつ今から見ても「やってよかったこと」をご紹介したいと思います。時代が違っても若い方には必ず参考になると思いますのでぜひ最後までご覧ください。

1.貯金

(1)貯金の実績
当時は独身実家暮らしで細かな家計管理はしてませんでしたが、家に5万いれて、小遣い5万と決めて残りは貯金してました。おかげで毎月15万、年間だとボーナスとあとで書く財形貯蓄併せて250万の貯金ができました。そのため大学院卒4年で貯金が1000万こえました。

(2)具体的な方法
毎月黒字にできるような生活習慣をつけるため以下のようなことを心がけることが重要です。

・最初に使う費用を決めておく
例)小遣い月5万、ボーナスで15万は使ってよいことにする

・定期的に高額な出費のかかることはしない
例)車を所持しない(使う時はレンタカー)
  ゴルフなどの高いお金のかかる趣味は避ける

・外食は極力控える
例)お昼は社員食堂を極力活用。自宅で極力食べてコンビニで色々買わない
  飲み会は多くて週1。2次回3次会には行かない

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2.定期預金

(1)定期預金にした理由
2000年当時は普通預金が0.1%、定期預金が0.25%程度の利率でした。
しかし300万くらいになると、定期預金と普通預金で年間5000円近くちがうのでそのくらいたまると定期預金にしてました。
また、当時はネット証券なども一般的ではなく、むしろ投資という意味では資格取得などの自己投資に多く時間を使ってました。

(2)メリットは何か
・金利
 普通預金よりは金利が高いので
・使えない状態になる
 解約しないと使えないので簡単には浪費に回せません。
・心の油断が防げる
 定期預金にしていると通帳欄が別になるので、普段使う通帳部分の金額は少なくなります。数字が小さいと、「こんなにあるなら使ってしまえ」とならなず再度貯めようという目標意識も高まります。

3.財形貯蓄

(1)財形貯蓄とは
国と会社が積み立てによる資産形成を支援するものです。年齢制限も使い方にも制限がない一般財形や、住宅にしか使えない住宅財形などがあります。

(2)メリットは何か
財形貯蓄には数々のメリットがあります。自社に会ったら使わない手はありません。
・会社が一部を補填してくれる(私の会社では5%)
例)私の会社では最大毎月3万、ボーナス12万の合計60万まで可能でした。
つまり60万×0.05=3万円が毎年リスクなく会社から補填されたのです。
・給与天引きなので自動的にたまる
給与天引きなので、会社で一度手続きすれば、銀行にも行かずに自動的にたまっていきます。ずぼらな方には正にオススメの貯蓄です。

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まとめ

今回紹介した3つは、どれも大きな意味では「貯金」に近い「貯蓄」で利率は大きくありませんがリスクが低く確実にたまる方法です。2021時点では定期預金は金利を稼ぐのには役立ちませんので「むやみに使えない状況」を作れれば定期預金でなくても構いません。

最近は「積み立てNISAで米国株インデックス投資」などが流行ってますのでそれでもかまいませんが、金融知識もなく為替も理解せず米国のしかも株式だけに投資している人を見ると少し危ないかなと思う事もあります。

貯金と投資はバランスが大事なので20代はまず貯金できる体質づくりと小さく長期投資から始めるのが良いと思います。

※ご参考
参考までに現在私は日本株や米国株ETFも持ってますが、米国、豪、新興国の債券も持ってます。また、コモディティとして金や仮想通貨も数種類持ってます。
半分趣味なところはありますが、分散とはこういうことで、20代からこれをやろうとすると時間もかかりますので、本業に時間を投資した方が将来的な資産は増えると思います。


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