見出し画像

【若手サラリーマン、投資初心者向け】知らないと損する「金融サービス仲介業」とは

金融サービス仲介業というのはご存じだろうか。例えば「保険の窓口」に行くと複数の保険業者の商品を比較して最適な商品を選ぶことができます。しかし現状は「保険」だけの商品の比較しかできませんが、「お金を増やす」という事に関しては保険にも証券にも似たような商品がありそれを簡単に比較することができたら多くの人の利便性が高まりますよね。
そのための新しい仕組みが「金融サービス仲介業」となります。
それが2021年中には正式に始まる可能性が高いので基本的な知識と私なりのアクションプランを記載しました。最後まで読んでいただけると幸いです。
(資料は全て金融庁のページからの抜粋となります)

概要


今回の改訂での主な変更点

規制の主な変更点としては以下の通り
・「銀行」「証券」「保険」の全ての商品を一つの仲介業者で一括に扱える
・今までは仲介業者は金融機関の指導の下で説明していたが、新たな仕組みでは仲介業者自身の裁量で説明することが可能。
・損害賠償責任は金融機関が負っていたものを、仲介業者が責任を負うようになった。そのため保証金などを積み上げトラブル時の損害賠償などに備える必要がある

規制の変更ポイント

新たな仲介業者はどのような商品を取り扱えるようになるのか

新たな仲介業は個別の金融機関に指導を受けない代わりに、高度な説明を要する商品は取り扱えない。例えば外貨預金は「為替リスク」を適切に説明しない投資できないものであるためそうなっているものと推測される。
私も為替では儲けたこともあるが痛い目を見たことも何度もある。これは日本と相手国との力関係やそれぞれの国策など色々な背景を考慮する必要があるため簡単には説明できない。
また、信用取引のように株を売りから入って儲けるとかも基本的には素人向けではないものは除外される見込みだ。

サービスのイメージ


今回の知識を知ったあなたがすべきアクションは何か

今回の知識をベースに一般的なサラリーマンや投資家としては以下の2点を考えるべきだと私は考えます。
①自分の仕事への影響について
私のようなSEであれば、各業界の垣根が崩れれば「システム統合」が進むのではと考える。他にも銀行員なら「保険や証券」の仕事が増えるかもしれない。投資では「国策に売りなし」というが国策が進めば社会がかわるので自分の仕事への影響は十分考えて、次の行動を起こす準備をしておくべきです。

②資産づくりの勉強がますます重要に
上記のサービスが普及すれば、各業界で垣根を超えた商品競争がはじまる。
各サービス業者に紹介してもらうのは効率的だが、最後に選択するのはあなた自身である。特に仲介業者も無償で情報提供してくれるとは限らない。私達に請求しなければ、金融業者から確保しておりその手数料は商品費用に乗せられる。そういった点も踏まえて、金融知識をつけておかないとお金を捨てるような結果にもなりかねないのでよく考えて行動しよう。

画像4

最後に

私は金融SEとして管理職という立場にありますので、自分でも収集しますが、こういった法改正や新しいサービスに関しては社内でも会社の専門部隊から情報展開があります。
そこから今回はこの情報が将来皆さんがお金に困らない人生をおくるためには有益だと思いnoteにしてみました。

もし参考になったのであれば、💛やフォロー頂けると今後も皆さんへ情報提供するモチベーションになりますのでよろしくお願いいたします。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?