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【若手管理職必見】失敗しない部下のフォロー方法

若手管理職の皆さんは「プレイングマネージャ」であるケースが多く、作業管理と個人の仕事で手一杯で部下をフォローする余裕がない人も多いのではないでしょうか。しかし、部下をうまくフォローすると、大きな利点がありますので、フォローの方法と利点を紹介したいと思います。
現時点で管理離職でない方も、いずれ上司や先輩にはなるのですから見ておいて損はありませんのでぜひご覧ください。

1.定期的なコミュニケーションによるフォロー

定期的なコミュニケーションにより部下が話しやすい環境を整えることは重要です。具体的なフォローとしては以下の通り
 ・日々の挨拶(「おはよう。今日は天気良いね」程度で良いが毎日)
 ・気にかける言葉をかける(体調大丈夫?困ったことない?等)
 ・可能なら食事や飲み会などの場でざっくばらんに話す
簡単な言葉でよいです。相手によっては煩わしいと思うかもしれませんので頻度の調整は必要かもしれませんが、「こちらから声をかける」ことが重要です。
これによる最大のメリットは「相手が話しやすくなる」ことです。悪い情報ほど早く話してほしいですよね。そのためにも定期的なコミュニケーションにより話しやすい関係を築くことは大きなメリットになります。

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2.失敗時の振り返りによるフォロー

誰でも失敗はしますのでその時の振り返りが重要です。少し油断して確認を怠ったとか、手続きを忘れていたとか単純なものでも振り返りを怠ってはダメです。部下が失敗したという事は自分のチェックが悪かったことも意味します。具体的なフォローとしては以下の通り
 ・部下の失敗の原因を「部下自身」に話をさせる
 ・上司である自分の失敗も考えて部下に明らかにする
 ・部下と共に次の対策を考えて改善案を作る
これによる最大のメリットは「仕事の仕組みを改善させる」ことにあります。特定の個人が失敗したととらえず仕組みが悪かったととらえて、次の対策を作ることが大事です。失敗した本人と上司であるあなたの経験が融合することで有効な改善策ができることでしょう

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3.知識や技術面のフォロー

知識や技術面に関して、「どうしたらわかるのか」をフォローしてあげることは仕事として重要な事です。特にSEのような技術者にとっては仕事の根幹部分になります。具体的なフォローとしては以下の通り
 ・あなた自身の経験や考え方を教える
 ・参考となるネットや書籍情報を教える
 ・有識者を紹介してあげる

これによるメリットは、「部下とあなたの作業効率を上げること」にあります。部下はフォロー内容から自分で必要な情報を効率よく得ることができます。加えてあなたが資料作成するときに部下に依頼して作業させることであなた自身の作業負荷も軽減可能となることでしょう。

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まとめ

今回は、私が管理職として特に部下をフォローする際に気を付けていることをまとめてみました。当たり前のことが多いかもしれませんが実際に言葉にされると難しい部分もあると思います。私自身もすべてできているわけではありませんので日々気を付けています。

「情けは人の為ならず」とは、ご存じかもしれませんが、人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという言葉です。
部下のフォローは一朝一夕で結果に結びつくものではありませんが、いずれ大きな実りとして自分に返ってくるので、ぜひチャレンジしてみてください。


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