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教育ローンの特徴から見る知っておくべきお金の知識3選

インフレやコロナなどで生活以外の費用がままならない状況というのもあるかと思います。教育資金はそんな中でも優先度の高い物の一つでFP資格の本では「学資保険」「教育ローン」「奨学金」が試験範囲として出題されます。
今回その中で教育ローンの特徴を今回まとめてますが、お金知識の基礎として気を付けたいポイントを3つ記載してます。教育ローンの予定を考えている人もそうでない人もぜひ一読してみてください、

1.国の制度は一番お得

2022/8現在で教育ローンの一覧で固定金利で1.8%と安いのは圧倒的です。メガバンクなどは固定だと4.5%や地方銀行やネット銀行はもう少し安いものがありますが、それでも国の制度が一番得になります。ここでお金の知識を向上させるには「国の制度」を理解するということが大事になりますのでお金が必要な時はまず調べてみましょう。

国の教育ローンの金利
メガの教育ローン


2.お得な制度には条件がある

当然ですが、国の制度は無制限に使えるわけではありません。コロナ給付や子供手当なども同様ですが所得制限があります。住宅ローンなどでも条件によっては国や金融機関ごとに条件があり、金利優遇を受けられたり逆に優遇がうけられないこともあります。
これも、例えばNISAやiDeCo、ふるさと納税などにも「所得」「利用上限」「期間」など色々な条件がありますので制度を使う時は条件をきちんと知っておきましょう。確認しないと例えばふるさと納税で寄付だけして税金控除されず損したなんてことにもなりかねません。

国の公的ローンの条件


3.使う人の違いを理解する

教育ローンは「保護者」が子供のために教育費を出すものですので、返済は保護者が行います。奨学金は学生が後で返すことになるものなのでそこが大きく違います。なので教育ローンは親がきちんと返すことが大前提です。

これもお金の知識として「使う人の違い」を理解することが大事です。例えばiDeCoは投資利益が無税なのは同じでも所得のある人とない人では「人により効果が違う」のです。こういった違いは色々ありますので気を付けてください。

教育ローンと奨学金の違い

4.まとめ

今回教育ローンの特徴をまとめてみましたが、知らずに金融機関はメガバンクしか使ってないから面倒だからとそのまま借りたら固定金利で4.5%-1.8%=2.7%×350万借用で9万4500円。実際は元本を返しながらの10年以上も長期に返すのですからもっと違いがでます。
またそれと共に、お金の知識はこういったローンを調べただけでも、重要なポイントが見えてくるものです。
貰えるお金や特になる情報は基本的に国の方からの積極的な情報提供はないので教育ローンに限らず知識を少しずつ増やしましょうね。

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