暮れる年の密かな楽しみ

 相手も喜んでいるかと不安になりながら、あれこれ選ぶ密かな楽しみ。
 私に子どもはいないが、2人の妹にはそれぞれ3人2人と子どもがいる。義務教育の最中と未満、計5人。これまで正月は何のかのと我が家と妹家族は集合し、竜巻のように大騒ぎし、疾風のように帰宅してきた。その集まった時に私は計5人の大怪獣にお年玉を渡すのだが、毎回現金ではなく私の趣味の文房具やお菓子などの詰め合わせを渡している。
 何故そのようになったかというと、まず年齢を考えて金額を調整するのが面倒くさい。そして「私が使うには愛らしすぎる/面白いが使いどころがない」ものを買う口実になる。私が子どもの頃に父からお年玉として本を貰ったのも影響してるかもしれない。
 ともかく相手は小学生やそれ未満。だから普段買わないようなおみくじクッキーやおもちゃ入りのチョコ、レインボーな鉛筆怪しげなマスキングテープ肉球付きの手袋も買うことができるのだ。そういうお菓子や文房具が中心なのは私の趣味でもあるが、消耗品であれば母親である妹たちも多少はその後の片付けが楽なのではないかという考えもある。
 ただ今年は残念なことに全員が一同に会することはできなそうなので、冬休みに読む用の動物図鑑猫の漫画も同梱して送ろうかと思っている。

今日の英語:New year's present

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