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ビジネスライティングを身につけて人生好転

ブルーツ・リーです。

文章を書くことが苦手で、どうすれば読んでもらえるか、悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

この記事で紹介する「ビジネスライティング」を実践すると、誰でも簡単に読まれる文章が書けます。

自分も仕事ではメールやSlack、資料作成で気付いたら丸一日過ぎていた、、
なんてことがしょっちゅうでしたが、
ビジネスライティングのポイントをおさえることで、
仕事のスピードや質が格段に上がります。

この記事では、「読んでもらえるポイント」や「印象を残すポイント」、
文章を書くプロセスを紹介します。

ビジネスライティングを身につけて、
仕事の生産性や効率性を向上させましょう。

良い文章の条件

良い文章の条件とは、

① 目的を押さえている
② 読み手のことを理解している
③ 内容がしっかりしている
④ 読んでもらえる

情報過多の現代では「読まない」という選択肢が多いため、
とくに④の興味を持って読んでもらえることが重要。

読んでもらえるポイント


1.冒頭にアイキャッチを置く
リード文を工夫する

2.読み手に合わせる
文章の硬さや、柔らかさなど読み手に合わせる

3.読む進めたくなるための体制を整える

印象を残すためのポイント~INFRAN

① Interest
読み手の問題意識や関心に沿っていること

② (Something) New
読み手にとっての目新しさとは、

✓ 内容が目新しく、多くの人が知らない
✓ これまでの常識を覆す
✓ 既知の事柄を新しい視点で捉えなおす

この3つのいずれかの視点で印象を高めること。

③ Focus
情報過多の時代だからこそ、

✓ 多くを語りすぎない
✓ 本質的な内容に絞る

④ Rhetoric
レトリック(修辞法)

文章やスピーチに豊かな表現を与え、読み手の情動に訴えかける一連の技法
例)本当の意味で心豊かな旅をしたいあなたへ

⑤ Aspiration
熱い思いや信念を伝える

例)そこへ行くと、いつも私は思うのです。
これ以上美しく、心休まる場所が日本にあるだろうかと。

✓  冗長にならないようにコンパクトにすること。

⑥ Nature
書き手の良い「人となり」が伝わる文章

例)私の趣味はダイビングです。海に潜るようになって、自然の雄大さ、大切さをより実感し、地元の自然保護活動にも参加するようになりました。

✓ その人らしさが伝わるエピソードがある
✓ 読み手の共感を呼ぶ
✓ ネガティブに伝わる要素がない

これら①~⑥の頭文字で「INFRAN」と覚えましょう。

ファクトとイメージ

書き手の「意図」が正しく伝わる文章が大事。

✓  ファクト(明確な事実、データ)に基づいている
✓  具体的なイメージが湧く

ファクトに基づいて書くとは、数字・自分で確認した事実を書く。

例)
✕    A社のシェアは高く、自社は負けている
○   A社の商品Xの国内シェアは40%であり、自社の類似商品は15%である

ビッグワードを避ける

ビッグワードとは様々な解釈ができる言葉。
何かそれらしいことを言っているようで、具体的な中身がほとんどないワードです。

例)シナジー、コミュニケーションの活性化など

ビジネスでは具体的なイメージが伝わらず、読み手の解釈によって変わる言葉は避けるべき。

分かりやすいセンテンス

ストレスなく読みやすい文章を心がけること。

① 一文一義にする
「複数の解釈ができてしまうことがない」文に。

② 同じ語尾・単語を繰り返さない
単調さ、平坦さを避けて、リズムよく書く

③ 冗長さをなくす
不要なところは大胆に削って、簡潔な文章を目指す

文章を書くプロセス

ステップ1:書き始める前に準備する
ステップ2:書けるところから始める
ステップ3:エネルギーを止めないで書く


ステップ1:書き始める前に準備する

① 考える
文章の目的(WHY)、読み手(WHOM)、メインメッセージ(WHAT)

② 情報を集める
メインメッセージ(仮説)の根拠となる情報を集める

③ 再び考える
・収集した情報とメッセージ(仮説)を照らし合わせ正しいかどうか検証する
・全体のトーンを考える

ステップ2:書けるところから始める 
1行、1段落、1ページでもいいから書く

ステップ3:エネルギーを止めないで書く
書き始めてみて筆が進みはじめたら、一気に書く。
一気に書くコツは、目の前に人がいるとイメージし、「その人に語りかけるように」して書くと良い。

まとめ


【良い文章の条件】
① 目的を押さえている
② 読み手のことを理解している
③ 内容がしっかりしている
④ 読んでもらえる

【読んでもらえるポイント】
1.冒頭にアイキャッチを置く
2.読み手に合わせる
3.読む進めたくなるための体制を整える

【印象を残すためのポイント】
① Interest
読み手の問題意識や関心に沿っていること
② (Something) New
読み手にとっての目新しさ
③ Focus
不要な情報を省いて本質に絞る
④ Rhetoric
レトリック(修辞法)
⑤ Aspiration
熱い思いや信念を伝える
⑥ Nature
書き手の良い「人となり」が伝わる文章

【ファクトとイメージ/ビッグワードを避ける】
✓ ファクトに基づいて書く
✓ 具体的なイメージが湧くように書く
✓ ビッグワードを避ける

【分かりやすいセンテンス】
① 一文一義にする
② 同じ語尾・単語を繰り返さない
③ 冗長さをなくす

【文章を書くプロセス】
ステップ1:書き始める前に準備する
ステップ2:書けるところから始める
ステップ3:エネルギーを止めないで書く


これらのポイントをおさえることで、
文章を書くことの苦手意識を克服し、仕事の生産性と効率性が向上します。

詳しく学びたい人は、こちらの書籍を読んで、
ビジネスライティングのスキルを磨いてください。

ビジネスライティングのスキルを身につけて、人生好転させましょう!


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