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Pacifica611HFM修理

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Pacifica611HFMの修理の話(5 完結編

Pacifica611HFMの修理の話(5 完結編

これで修理は完結・・・ですね。

さて、新品のポットで、ケースに熱があまり入ってない状態でもガリが出る。
えーーーーー😨
というわけで、原因追求することに。

色々回してみたり、スイッチオンオフしていたりして・・・

あ。

ここで気が付きました。
軸に対して左右に力をかけてみると、ガリ音が出やすいことに気が付きました。回すときには多少なりともそういう力の変動はありますのでガリは出やすいことにな

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Pacifica611HFMの修理の話(4

Pacifica611HFMの修理の話(4

最後に1つ残っていた、トーンポット。
実はPacifica600シリーズの最大の欠点はここじゃないかなぁと私は思ってます。
というのも、中古店のPacifica(0シリーズ以外)って、けっこうトーンポットが軽い。正直私にとっては軽すぎる。
ショールームなどの新品は多少軽いけどそうでもない感じ(ちょっと店員さんに無理お願いしました、この場を借りてお礼とお詫び申し上げます)。
・・・ということは、トー

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Pacifica611HFMの修理の話(3

今回はブリッジの話。

さて、先日頼んでいたブリッジベースが来たので、組み直してみることに。

左が新しくきたブリッジベース、右側に今まで付いていたもの。
結構錆がひどかったですね(写真に写す前にかなりサビを取りました)。

で、よくよく考えたのですが、コレ結構柑橘系オイル塗りすぎじゃね?疑惑が。
指板のところもそうでしたし、ブリッジベースも白い部分はありました。
柑橘系オイル、特にレモンオイルは

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Pacifica611HFMの修理の話(2

Pacifica611HFMの修理の話(2

というわけで、早速修理に取り掛かります。
修理前の段階でアンプに繋いだところ、電気系の動作はまずまず良好でした。
引っかかるのはトーン?のガリ音と動きが軽すぎることぐらい。

ビスの話

何本かのビスが錆びていて、1本はサビでドライバーを入れるところが埋まってしまってました。
なんとか掘り出して、取りました。
これらは交換ですね。
なお、ヤマハの611用のビスはM2.7という特殊サイズで、1本頼む

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Pacifica611HFMの修理の話(1

Pacifica611HFMの修理の話(1

さて、今回、先日の記事にもあったようにPacifica611が我が家に来たわけですが、ネットで購入した中古はだいたい例に漏れずどこか必ずおかしいことがほとんどです。
というわけで、今回はそんな611HFM君を修理&カスタマイズしていきます。

修理な必要なポイントネック

フレットはそんなに減ってる感じはありません。
数回弾いて押し入れだったんでしょうか?
指板は・・・うーん。
手入れ不足(やりす

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