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浪費癖があるオタクな妹の、将来を思う

叔父からの生前贈与110万円の使い道

先日、子供時代から仲の良かった叔父が、永眠しました。
余命宣告を受けた2023年春ごろ、私と、私の妹に、生前贈与110万円を送金して下さっていました。
(110万円以下なら、贈与税がかからないのです。なんでもかんでも、税金で取られるんですね)

このnoteアカウント名でもわかると思いますが、私は2023年2月に借金を完済し、3月から貯金と投資信託を始めたばかりです。
ですが、浪費と借金を重ねていた頃とは、お金に対する考え方が全く違うため、叔父から頂いた生前贈与は、使わず貯金してあります。

では、私の妹はどうでしょう。

4か月で110万円を使い切った妹

私の妹は、クレカのリボ払いをダラダラと10年以上続けているタイプの、お金に無頓着な借金持ちでした。
浪費の原因は、推し活です。
韓国のボーイズグループが好きで、グッズやDVDなど、お金がなくてもクレジットカードのちからで、大人買いするタイプです。
(2年前までの私も、そうでした)

そのため、生前贈与のあとすぐに妹にメールをして、リボ払いの怖さと、利息・手数料を無駄に支払っている現状などを説明し、リボ払い残高を今すぐATMから全額返済すべきだと、すすめました。

妹は、「リボだと毎月4,000円ずつの支払いで済むから、便利だと思ってたんだけど・・・じゃあ全額返済してくるよ」と、借金完済してくれました。

そして8月に、叔父・妹・私の3人で集まった時に、叔父が悲鳴をあげたのです。

「お姉ちゃん! 妹が110万円、もう無いって! 何に使ったんだ!?」

70万円ほど借金完済のために使い、12万円のエアコンを2台購入し、残りは飼い猫の手術費用で消えたそうです。

「エアコンから水が降ってくるし、もう一台は壊れてるから、いいやつを買った。安い通販エアコンは信用できない、有名家電量販店で買わないと不安。買ってなかったら、今年の夏は生きられなかった。有効に使わせてもらったつもり。猫は病気になったから、急に10万円以上かかった。仕方なかった」

これが、妹の言い分でした。
ペットを飼うなら、餌代、病院代など少し貯めておいて余裕を持つべきだと思いますが、どうでしょうか。

叔父は、ちょっと怒って、あきれていました。

ある程度、老後資金を貯めたのに、趣味もなく、友達とも遊ばず、先の人生がつまらないから延命したくないと言っていた叔父の事を思うと、お金の使い方って、何が正しいのか、わからなくなりました。

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