こんばんは。

今回は皆さんご存知GACKTさんの初のビジネス本。

GACKTさんの破天荒な生き方、人生感、マインド、セルフブランディング、ビジネスにおいての考え方など

GACKTさんエッセンスがぎゅっと詰まった一冊について感想と考察を述べさせてもらう。

この本を読んでみて感じたのは、正直効率よくセルフブランディングする方法やビジネスに成功する方法を知りたい方にとってはオススメできる本ではないということ。

GACKTが具体的にどのようにビジネスを成功したかだとか、

どのようにセルフブランディングを普段から行っているのかといった内容はあまりこの本には載っていない。

そういったノウハウをわかりやすく体系的にまとめた本は他にいくらでもあるので、そちらを購入することをオススメする。

この本の本質は、GACKTというブランドに支えられた強烈なメッセージ性にある。

一つ一つのページ、一つ一つの文章がとにかく熱い、焦がれるほどに熱い。

GACKTという人間、その生き様、マインド、力強い言葉が１ページ１ページ何かを諦めていた自分の背中を押し、奮い立たせてくれる。

己の生き方に一切妥協せず、ひたむきに優雅に、「覚悟」を持って、一切の文句を言わずに努力するGACKTさんの姿は、

読んでいる私たちに大きな勇気を与えてくれる。

GACKTさんから発せられ紡がれる一つ一つの言葉は、

本人の「芯」の強さに裏付けられた確かな強さとしなやかさがあり、

本人のブランディングと相まって、うんと唸るような内容が多かった印象。

表では華やかに、なに不自由なく優美に過ごしているように見えるGACKTという人間こそ、

理想の自分に葛藤し常に追いつかんとしている。

そのひたむきさは読んでいるボクをまた夢に向かって頑張ろうと奮い立たせてくれる、

そんな本であった。

以下、本書より抜粋

１.希少価値をつくる、飽きさせない。
　焦らす、待たせる、期待させる。
　セルフブランディングは一朝一夕ではなり得ない。

2.オマエが持つ理想の自身の姿を描き常に自分を前に立たせれば諦めることなどない。

3.【悩む】という行為は停滞、
　もしくは後退の状況。
　そのような状況からは
　1秒でも早く抜け出さなければならない。

4．今、この瞬間に「あー、ダルいなぁ。あー、面倒くさい」と思う人は、この発想・思考の積み重ねで形成される人生となるということ。

５.【謝るということは、自らの行為、自分自身をダメと言っているもの。己の生き方を否定しているに過ぎない】

6.いつの時代も、人を魅了する本当にカッコ良い人は、清濁合わせ持った、そんな人間だ。

７.夢を見る才能もまた平等に与えられている。

8.知って覚えて我武者羅に動き、
寝る前に今日一日を振り返り、
誰かに甘えず、
オマエ自身でどうすべきかを考えろ。
【知覚動考ーともかくうごこうー】
これを理解し実行できれば
オマエは変われる。