ラ・ジュテ 50年以上の時を超える映画
こんばんは〜
今日は、12モンキーズの元ネタであるマイナーフランス映画を見たので、
感想を書いていこうと思うよ〜
タイトルは
La Jetee(ラ・ジュテ)
この時点で、12モンキーズもラジュテも知らない人がいると思うけど、
12モンキーズもとてもおすすめなんだ!
ハードSFだしブラットピットも出てるし、ブルースウィルスは禿げてるし
超おすすめ!!!
でも12モンキーズの話をする前にまずは元ネタになったフランス映画
La Jeteeから解説していこう!!
この映画は1962年に公開されたフランス映画!
監督はクリス・マルケルという写真家兼映画監督で、このラジュテで有名になるよ!
この監督第二次世界大戦の時にナチスドイツに抵抗した地下組織マキ(抵抗運動)に参加していて、なんでもメモする性格からマーカーというあだ名が付いてたんだ!
元地下組織のメンバーでマーカーというあだ名、、、すでにこの人の人生が映画だよね
さらに、インタビューは受けず、ご自身の写真くださいっていうと飼い猫の写真を渡していたらしい、、、うーんTwitterのアイコンを猫にするノリなのかな、、、
そんな、一癖ある監督が作った映画はやっぱり癖がある!!!
このラジュテという映画なんと!!
ほぼ動画じゃない!!!
どういうことかというと、
ナレーション付きモノクロ写真のスライドショーなのだ!!
え!?もしかして、今、つまんなそうとか思いました?
いや、ここはさすが写真家、全然気にならないのである!!
一枚一枚の写真が良いおかげで、次の写真への切り替わりが上手いおかげで
全然、気にならない!
むしろ動画より想像させてくるから良いまである!!
そして、ストーリーの情緒もとてもいい
舞台は、第三次世界大戦が終わり荒廃した地球。
物資不足を解消するべく科学者たちは時間旅行能力を開発しようとしていた。
何人もの人で試すも大抵の人間は死ぬか廃人になるかだった。。
そんな中、幼少期に空港である美しい女性と側にいた男性の急死という強烈な記憶に取り憑かれた主人公は、時間旅行能力を開眼させる!
その能力を使い、過去や未来に渡るのだが、、、
というのがこの映画のあらすじ
60年代の映画という事もあって、ちょこちょこ突っ込みたくなるシーンも
あるけど、とっても面白かった。
でも、時間旅行の実験のシーン、このアイマスクがなんかシュールだったな、、
(ぐっすり寝れそう)
で!!!これを元にハリウッドによって作られたのが!!
12モンキーズ
設定は原作とは変わって、
人類は核戦争ではなく、謎のウィルスによって絶滅の危機に瀕していた!!
主人公は、空港である女性と側にいた男性の銃殺という強烈な記憶に取り憑かれた主人公は、時間旅行を成功させる!!
主人公の任務は、人類を追いやったウィルスの出所を探す事、
そしてその手がかりは12モンキーズという謎の言葉!!!
果たして、つるっぱげブルースウィルスは世界を救えるのか!!??
というストーリー、原作とはかなりテンポの違う作品になってます。
途中、ブルースウィルスが未来から来たって言っても信じてもらえず、
精神病棟に入れられるのは、おお現代っぽいなと思いますね
あと、あのブラットピットの精神異常者の演技はマジで怪演!!
ファイトクラブもそうだけど、頭のネジ飛んだ役ができるのは本当にすごいね。
さらに!!
海外ドラマ化もしております!!!
僕はこのドラマはまだ見てないけど、1962年に公開された映画が形を変えて、
今現在まで、続いてるって思うと、
この映画自体も時を超えて何回も何回もやってきた時間旅行者かも知れませんね〜
なんて思うニートでした。
終わり。
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