2024年3月5日

2024年3月5日
これを書いているのは翌日の午後なんだけれど、昨日の感覚がまだ残っているので昨日の日記として書く。
雨だし寒いし家を出たくなかったけれど兄と母が同じくらいに帰ってくるので駅と職場まで迎えに。低気圧や一週間前ということもあり、気が塞いでどうしようもなくいらいらしていた。だけどまあ雨だし迎えに行った。
どうしようもなくめんどくさいことでも自分から提案していらいらしてしまう、そのくせ断られると寂しくなってしまう。不自由な性格だね。

「つまんなかった」という感性や感覚を話すことはダメなことなんだろうか。わたしは戦争や結核などといった不幸が苦手で、映画や読書、音楽などの娯楽は幸せを求めて関わっているので、全員ができる限りの幸せでいて欲しいと思っている。だけど兄が一番好きな作品をけなしてしまったらしい。一番好きなことは知らなかったので、「あなたにはもっと言葉を学んで欲しい。自分には合わなかったとか、なぜそうやって煽ったのか。」と怒られてしまった。煽った自覚はないし、一番好きな作品であれば最初から言っておいて欲しかったし、端から聞かないで欲しかった。コニュニケーション不足が原因だね。自分の感情のままに話せなければ議論にならなくない?と言ったら、「いやいや、これは議論じゃないから。ただの会話だから」と言われた。わたしが普段友達と交わしている議論が恵まれたものだということを知った。たったふたりでも感性は全くもって違うのだから、「つまらない」と思う気持ちがあっていいと思うし、その「つまらない」という感情が新しいものを生むと考えているわたしは甘ったれた世界で過ごしているのだろうか、精神的に弱っている今、無駄に感情的になりたくなくて、もう話すことさえ面倒になって食事も終わったところだし「帰ろう」と言ってしまった。帰ってきてから一緒にいた母にすごく申し訳ない気持ちになってしまった。あの時自分のことしか見えなかったけれど、母は食事が終わっていたのだろうか、飲み物は飲みきっていたのだろうか。兄弟なのに圧倒的に感性が違くてすごく疲れてしまった。近すぎても良くないな。すごく距離を置きたくなってしまった。最近人と付き合うのがどうもダメになってしまった気がするな。大学でもバイト先でも気心知れた人としかいないからかな。他人と関わる機会を設けたい、でもわたしはきっと盛り上げなきゃ、という気持ちになって1.8倍の元気と声を出して、素直な自分を見せられず、後悔するんだろうな。難しいなあ。


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