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PRだけに頼らない、新しい地域マーケティングへの転換(ニセコ・倶知安町)

ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社は、人々のあたらしい暮らしを支える産業と社会システムを創造する事業創造ファームです。本マガジンでは、「つながりと物語をはぐくむ地域のつくりかた」に焦点を当て、知見をお届けいたします。

お知らせ

本投稿より、地域開発において汎用性の高い施策事例を一つずつ丁寧にご紹介します。地域の発展を担う皆様が、一層ご活躍される一助となれば幸いです!

事業概要

地域においてPRや広報などにより広く周知し拡散する方法ではなく、マーケティングによってターゲットを絞り見込み顧客/ 市民を獲得した上で、 営業と同じプロセスで市民や顧客を「一本釣り」する

実施上のポイント

  1. ターゲットを設定し、住民は一本釣りで獲得してくる

  2. 主要なKPIを人口ではなく、地価に設定する。人口をKPIにするとマナーや治安の悪化に繋がりコスト増となる

  3. 接触頻度をあげるための施策として、第二市民制度を活用する

実施のステップ

詳細

  • 適用地域(人口/ 生産量 等): 全地域

  • 予算とプロジェクト期間(目安): 恒久的


事例

「ニセコ・倶知安町」
スキーを目的に訪れる外国人をターゲットに、関係人口の増加を実現している。 シーズン別で客層が違う事から、シーズンごとに適したター ゲットを選定しアプローチしている。 また、外国人が居住しやすい町に整備していく事で、限られた土地・建物を外国人がとりあい、地価が上 昇し続けている結果として、ここ数年人口減少は進むものの地価が上昇するという現象が起きている。


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