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コミュニティ起点。

最近SNS・コミュニティ・web3などを中心に、何が最適なのか悶々と考えています。そんな中、先日熱量高めのコミュニティに参加させていただいて新たな人脈もでき、ありがたい限りです。

プロモーションがマスメディアからデジタルへ、オウンドやソーシャル中心になってコンテンツマーケティングやインフルエンサーマーケティングが主流になり、今はそれに加えて「コミュニティ」「WEB3」と向き合う必要性も高まっていると感じます。

一般的にあてはまる汎用的な良いやり方というより、サッカークラブにおいては何が有効なのか、事業成長に繋がるかどうか、それが持続可能かどうか、PR効果も含めて考えていて、頭に浮かんでいる疑問をいくつか。

コミュニティについて

企業で運用されているファンコミュニティの多くは、エンドユーザーの声を吸い上げ商品開発やサービス改善に活かす目的で運用していると思います。(最近ではDAOのように共創のコミュニティも出てきています)

一方、ソーシャルリスニングだけでなく現場(スタジアム)でも直接コミュニケーションが取れて、中の人の顔が見えやすいサッカークラブは、その他のブランドとは違う考え方が必要と感じています。理由としてはソーシャルリスニングを行い、スタジアムで直接顔を合わせて会話し、来場者アンケートを取り、不定期だけどサポーターミーティングを開催したりすることと、コミュニティの運用がカニバってくると感じるからです。

その場合、コミュニティのあり方は「ファン」からの意見の吸い上げと交流の場ではなく、「応援してくれる人」と同じ夢を描いてアクションする共創コミュニティの方向性がメインなのかなと思っています。

ただし、ファンからの意見を聴いて起きている事象について都度改善することはできるけど、新しいものを一緒に創っていくというのは企画は楽しいけど当然お金がかかる部分でもあるのが、予算の無いスポーツクラブにとってのジレンマだと感じます。
(この辺、有識者の人と壁打ちしたいです。笑)

コミュニティ起点で考える。

コミュニティと併せて、注目されているweb3。

現状の自分の捉え方だと「コミュニティ」「クラファン」「トークン」「NFT」「メタバース」など新しい手法がそれぞれ単体で語られていて中々踏み込みにくいと感じているのですが、それらに共通する「共感」「応援」の文脈のもと”コミュニティを起点に各手法をセットで考える”のが良いのかなと感じています。

例えば、クラファンやトークンで継続性が無い、乱立することでお金集めのネガティブイメージに繋がる場合、想いを共有できる【コミュニティ】と【応援】といった文脈が抜け落ちて、資金調達を目的に高い目標を誰かが設定して「広く遍く支援を募る」というパターンになってしまうとそう感じるのかなと考えました。

「応援」によるお金の集まりはコミュニティの大きさに比例するのが当然で、無理にお金を集めようとすると毎度同じ人からお金を集めることになり、更にリターンに気を使いすぎてそこに魅力を持たせないといけない?という思考でジリ貧になる。
(もちろん、チャリティーや誰かを救える文脈、壮大な一度きりの夢を応援する名目があればそのコミュニティはどんどん広がるけど、サッカークラブにおいては、もはやそれは中々当てはまらない。
(スタジアム建設くらい?))

実際に数千万円、数億円が集まっているクラファンでお金を出しているのは、【コミュニティに集うそのクラブのファン】なのか【外部の支援者】なのか【スポンサー】なのか、その内訳を知ることが大事だと思うけど、実際はどうなんだろう?

継続的に

クラウドファンディングやトークンで集まった金額に注目が集まりがちだけど、資金調達という目的ではなく応援文脈でいくと、高い目標を設定しすぎてプロモーションをするのはファンのキャパ以上のことを狭い範囲で行うことになるので途中で立ち消える懸念があります。
そこで、広く遍くではなくコミュニティの大きさに見合った目標値と、使用用途のはっきりした適切なリターンの設計、その後のコミュニティ内でのアクションの活性化まで設計して、長期に渡ってそれぞれを組み合わせたプランニングをしたいと思いました。

完全に自身の感想のみなので、現在の運用をしている方やその他詳しい方がいましたら色々教えてもらいたいです。

よろしくお願いします🙇‍♂️