この記事は著名なダンゴムシ研究者であるD. Angom氏（以下D氏）に行ったインタビューを元に作成されたものである。

 --- こんにちは。本日はお越しいただき有難うございます。D先生の研究や生活について色々と聞かせていただければと思うのでよろしくお願いします。
D氏「ええ、こちらこそよろしくお願いします。」

D氏はそう言うと、さながらダンゴムシのように背中を丸めて頭を下げた。

 --- 早速ですが、ズバリ、D博士の研究の動機はどこにあるのでしょうか。
D氏「意外にもダンゴムシはね、人間にはできないことを多くこなせるんですよ。ダンゴムシを研究することで、人間社会に役立つ技術を発見することができると考えています。」

 --- 人間にはできないこと。
D氏「ええ、例えば14足歩行とかですね。」
 --- なるほど。
D氏「おかげでダンゴムシは決断の時に二の足を踏まないんです。いえ、正確には二の足を踏んでも決断に支障がないと言うべきでしょうね。」
 --- それはすごい。

D氏、さすがのダンゴムシジョークである。
次回の記事では、D氏の研究生活に迫っていく。