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6日目:アイスランド北東部(セイジスフィヨルズ~フーサヴィーク)

私たち夫婦の朝は、朝食ビュッフェをかっこむ事から始まる!

毎朝、美味いパンに美味いバターを塗って、美味いチーズと生野菜でサンドイッチを作って食べる。乳製品の味が濃くて美味い。食後にスキール(ヨーグルトとクリームチーズの間のような食べもの)とフルーツも絶対食べる。ほぼ10日間毎朝食べても飽きないのだから、「美味しい」は実に偉大なり。そして昼ご飯代を浮かす!

今日は東部フィヨルドにある村・セイジスフィヨルズから北部の街・フーサヴィークを目指します。

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雨が降る港町が叙情的なのは世界共通のようです。

のちに調べたところ、セイジスフィヨルズは世界からアーティストが代わる代わる住み着いて作品を作る拠点のような場所らしい。ギャラリーやアーティストが集うアトリエが集まった建物が集まっていて、フェスも開催されているとか。

ほんまかいなと思いつつ、街に入った瞬間の異世界感にちょっと納得。何かビッグフィッシュのワンシーンを思い出した。旅程の端々で冒険してるなと思う。


ひとまず目指すは、東部最大の街・エイイルススタジール

昨日来た視界ゼロのデスロードを戻ります。

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昨日よりは随分マシ!
車で25分ほど走らせたところで、エイイルススタジールに到着。なるほど街といえば街だが、これが最大なのだからやはり東部は人が少ない。

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急に現れたアメリカンなファーストフードショップでサンドイッチを買って分ける。旅行中ほとんどしょぼいパンをかじってるか眠け覚しにポテトチップスを食べてるので、飯の写真がレア。

エイイルススタジールには特に何も無かったけれど、

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旅の仲間は増えました!


アイスランド北部に進路を取る

エイイルススタジールでちょっと道草したら、今日の宿があるフーサヴィークを目指す。西部〜南部〜東部と来て、いよいよ北部です。

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東部はやはり人気が無いようで、観光ハイシーズンだというのに道中ほぼワンマンショーです。

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黒い景色をずっと走っていると、火星をドライヴしているような気分に。すごい景色をたくさん観て来たけど、私は一番ここが好き。静かで、荘厳で、周りにほとんど人がいなくて、不思議な世界で、最高のハネムーン。

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クヴェーリルはいわゆる地球の肛門だと思う。

夫に「おならした?」と聞いた次の瞬間に現れたのがクヴェーリルです。

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観光地として有名な地熱エリアで、水色の沼からは高熱の温泉が湧き出て、噴気孔からは硫黄臭い湯気やら水蒸気やらが出ています。「地獄のような」と比喩されますが、おなら地獄です。

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しかも超寒い。

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でもなぜか臭いと分かるよ嗅ぎに行っちゃうよね。万国共通だよね。

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未知との遭遇風の夫も撮れました。


本日の宿泊地、フーサヴィークへ!

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道が2つあって、近そうな方を選ぶとほぼワイルドロードでした。こんなんばっか。

嵐の中辿り着いた今日のお宿は「フォスホテル」。アイスランド中にあるチェーンのホテルです。価格帯的にもアパホテル的なのを想像してたら

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おっしゃれ〜!インテリアもまたホスピタリティだなあと実感。
しかもこの宿は浴室に風呂桶が付いていて、泣けるほど嬉しい。しかもアイスランドは水道を青にひねればミネラルウォーター、赤にひねれば温泉という夢の国。温泉に浸かれるって事です!

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「そろそろいいよね…?」と、ホテル併設のレストランで恐る恐る贅沢しました。たまには温かくて美味い夕飯食べないと心が腐っちゃうぜ!

それぞれ一皿頼んで(ラムとチキン)、一杯ずつ飲んで、12000円になります。なるほどですね…これ食べたらしばらくまた節制しようぜ!

何はともあれきれいな宿、風呂、贅沢な食事で、かなりHPが回復しました。西部でまたフォスホテルに泊まる予定なので、既に楽しみ!

宿泊費は、朝食ビュッフェ込みで一人15000円弱。

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ざっくりと今日の移動。もちろん3時間11分で着く訳がありません。アイスランドの人の運転スピードどうなってるのほんとにもう!

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