音はついていないままですが、歌詞として綴ってきた文章を少しずつ置いていこうと思います。少し長すぎるものが多いと思いますが、いつかきちんと形にできればいいなと思います。

    誰か1人 追いつけなくなり苦しんだとしても
　止まってやくれないこの世界の中で
　今日も静かに息をした
　
　時計の針が0時を指した
　眠るように閉じられた瞳
　夜の帳は下りきっている
　心に灯った火は今も
　何かを願って消えないままで
　
　居場所を守るだけで必死
　立つことさえもままならない時も
　傷だらけなのに綺麗なままで
　1人涙を隠していた
　
　息続けるだけで 痛むは心
　でもどうしてか止められない
　
　君の声が聴きたいんだ
　蔓延る闇を
　溶かすように 透き通った
　
　伸ばすことを躊躇ってしまった手
　助けを求めていた心
　苦しくてもまだここに居る
　
　君の為にできることなんて
　見つからなくて 疼いた傷跡
　
　
　
　
    1つずつ 大切なものが分からなくなって
　残ったものは虚ろな現実
　今日も苦しい息をする
　
　鏡に映る知らない誰か
　貼り付けられた笑顔の裏に
　本当の自分はまだいるか
　誤魔化し続けて分からない
　殺した感情 飾った言葉　
　
　本音を隠すことだけに必死
　上手く生きるためだと重ねた嘘は
　心に絡み 自由を奪う荊と化した
　増えゆく傷には鈍感なふり
　
　生き続けるだけで 痛むは心
　もう充分だと言い聞かせてもまだ
　
　君の声が聴きたいんだ
　忘れたくない
　水明の如く 澄み渡り光る

　声にできなかった本当の気持ち
　叫び続けていた心
　消えないからまだ動けない
　
　君の為にできることなんて
　無いのだと知り 無力さを嘆く
　
　
　
    君は聞いてくれるだけで充分だと
　笑顔を作ってくれたけど
　本当の悲しみには触れられないまま
　
　伸ばさなかった手 形にならなかった言葉
　助けを求めてほしかったのに
　
　静かに涙を流しながら息をしている
　その心の為に今何ができる