人生はいくつも選べないから
後悔したこと。
生きていればそんなことも、たくさんたくさんあります。
でもいくら後悔してもその時には戻れないし
「あの時こうしていれば」ということがどれだけ無意味なことなのかはよくわかっています。
でもついつい、考えてしまいますよね。
そんな時は現実をもう一度静かに見つめてみるチャンスかもしれません。
大きな目で自分の人生を振り返ってみると、全てに意味があったのではないかと思えるときがあります。
小さいころ、父親と空き地で紙飛行機を飛ばしたら、あり得ないほど飛んでいってドキドキしたこととか
家で小さな妹と留守番していたら急に寂しくなって、わんわん泣いたときのこととか
東京に出ようと決心したときとか
初めてクラシックコンサートに一人で行って音楽に感動して号泣していたら隣の知らないおじさんも泣いていたこと
付き合っている人がいるのに他に好きな人ができてしまったことや
今こうして文章を書こうと思い立った今日のことも
全部今の私につながっているんですよね。
人生はいくつも選べないから…。
後悔するのではなくて「全てのことが今日の、今のためにある」と考えながら好きな飲み物でも入れて飲んだら、またこの一瞬がかけがえのないものになると思います。
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