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五美展2024に行ったぞ!

行きました!もう量が多くて、とりあえず全部回ったあと、流石に千円近い交通費を払って、ざっと観て終わりはまずいと感じ、「展覧会に行った後やる事🔍」で検索したら人に紹介する様に記録文を書いてみよう☝️とあったので、note始めました。
初記録です。続けられたらいいな

五美展は東京にある5つの美大が一緒に、国立新美術館で毎年開催している五美大展の略称です。
それぞれの学校の卒業制作、修了制作が一同に集まったおっきな展覧会。なんと無料で鑑賞できます。

冒頭でも言った通りざっと観ました。今回鑑賞に来た動機としては来年実際に展示する身(ぼちは彫刻学科3年生。新年度から卒業制作が始まる!)として下見をしておきたく来たので目標としては達成です。もっと観てよく考えて自分の作品のためにフィードバックを得るべきだと思うんですけど、気負った瞬間から冷静を欠き生活がままならなくなる事があるデリケートかつナイーブな特徴を持ってるので今回は気にしません

初投稿で、自己紹介をしてないので自分語りが入ってしまいました。自己紹介はまた別でするとして、頭に残った作品は、武蔵野美術大学版画専攻板垣 美月さんの作品「変幻自在」です。
銅版画で三つ編みのポップなキャラクターがリアルタッチな世界観に白抜きで存在している絵が、大きな白いキャンバスの上に5つ、そのキャラクターとの生活のワンシーンを思わす絵が3つ、大小さまざまなものが配置され、漫画の様な丸い吹き出しにキャラクターと作者の会話の様な文が書かれています。
その会話文は対話の様に見えますが、同時に私には作者の自問自答の様にも感じました。
作者の住んでるリアルな世界に忽然と描かれたキャラクターはきっと、作者の脳内にあるもう一つの自分の意識の様な物で、それに形をつけた物をキャラクターとして描いているのだろうと考えました。文の中ではキャラクターが「きみってこういうの1人でしまっておくタイプでしょ?だから僕のことも今まで通り不明瞭なままにするものかと。」に対して作者は「形をあげて他に認知されれば君は個として生きていける、お別れできると思ったんだ。」と、元々ただの意識、考えだった物が形をつけられキャラクターになった経緯とも読める文があり、作者はそんなキャラクター(意識?)から離れなければならないと考える文章もありますがキャラクターが作者を諭し、最後は「安心してよこれからも一緒に歩いてあげるし手を引っ張ってあげるから。それだけは変わらないよ。」というキャラクターのセリフで吹き出しは終わります。
私がこの作品が頭に残った理由は私も自分の脳内に一つの思考としてキャラクターを持っており、作品内の様に脳内のキャラクターと押し問答をする事があり、流し見レベルの速さで展示室を回っていても強く共感のある解釈ができる作品だった事です。
自分の思考の形をキャラものにする人って結構世の中に居るのかな、とか自分の中の思考(キャラクター)について考えるきっかけになりました。

以上が五美展の歩き疲れた!とか遠い!とか以外の感想です。
な〜まだまだ読みにくい感じの文章になっちゃったけどまぁやっていくうちにどうにかなる事でしょう

五美展良いぞ!今年はもう終わっちゃったから、来年ぜひ気になったら来てくださいね❣️
同じく国立新美でやってるマティス展も面白そうでおすすめ❣️
これからも映画とか展示の感想記録してこうかな〜て感じです
ありがとうございました!

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