久しぶりにノートを書きます。

オーストラリアのシドニーでインターンをしながら海外フィットネスについて学んでいる間、とても気さくに話したりトレーニングを一緒にさせてもらう機会を頂いて勝手に「師匠！」と呼んでいたのがMattでした。

SidneyのTown Holl駅近くにあるローカルジム「Hard Candy Fitness」のオーナーとも親しく、オープン当初からずっと活動しているとても経験値が高く、人間性もとても豊かでおおらかなMatt師匠。

私が英語が上手く話せなくても気にせず、オーストラリアフィットネスについて色々教えてくれました。

Matt師匠は20代からフリーランスパーソナルトレーナーとして活動しながらムエイタイやボクシングなどの格闘技にも精通しており、指導者としても経験があるということでトレーニング以外に、ムエイタイやボクシングの指導も実施していました。

週に2回ほどUFC gym（世界的に有名な格闘技を専門にしたFitness gym）に行ってクライアントに指導をしていて、私も一緒に指導を受講できたのは本当に貴重な経験でした。

さらにMatt師匠はGymnasticの基本を大事にしていて、Olympic LiftingやCross Fitを仲間と一緒に達成していくのがとても大好きで、よくグループに誘って頂きました。

Matt師匠の周りにはトレーニングが大好きで、そしてMatt師匠のことが大好きな人たちが集まっていました。そんなメンバーの一人に私も加わり、Australiaで求められているフィットネス、身体作り、そして単に一人でトレーニングするよりも仲間と一緒に切磋琢磨してトレーニングすることの素晴らしさを体験することができ、とても幸運でした。

海外フィットネスを経験するために、海外のスポーツを専門とする大学や専門学校に進学する方も増えてきていると思います。パーソナルトレーナーの資格は海外で発行されているものが多く、海外では国がトレーニングやエクササイズのガイドラインを作り整備されているのでとても先進的です。
しかし、大学や専門学校では理論や概論は学べても、リアルな現場で求められるフィットネスの技術やクライアントとの信頼関係の構築方法は学べません。

私は運が良い事にMikeにHard Candy Fitnessにインターンとして受け入れてもらい、さらには現地でMatt師匠という素晴らしい先生と仲間たちに出会うことができました。
Matt師匠に出会えていなかったら、Olympic Liftingも経験しなかったでしょうし、資格取得することもしなかったと思います。

「何を学び、何を吸収するか」も大切だと思いますが、

私は「誰に出会い、誰に教えを乞うか」が人生でとても大きなターニングポイントを迎えるように思います。

Matt師匠のおかげでAustralia fitnessを存分に満喫し、最終的にはアジア人だけではなくオージーのクライアントとも契約させて頂きました。

人との出会いとは不思議なもので、偶然なのか必然なのか、
私が求めていた世界中の人とパーソナルトレーニングができるようになりたい！がMatt師匠が私が叶えたい夢の達成に導いてくれました。