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味覚と視覚

世界で唯一口に入れられない飲食物。それが牛乳。

母によると母乳は飲んでいたらしいが、牛乳は物心ついた時からキライで、飲んでるところを見るのすらイヤだ。理由は分からない。

だけど乳製品は人一倍好きで、ヨーグルトは毎朝食べるし、チーズは毎晩食べている。
ほか、アイスクリームもドリアも大好物だ。牛肉は、霜降りのお高いやつは牛乳臭を感じるが、総じて好きだ。

面白いのは「飲むヨーグルト」。
紙パックのやつにストローを挿して飲んだら美味しく飲めるが、透明なグラスに注いだ途端、飲めなくなる。頭では牛乳とは別モノと分かっているのに飲めない。視覚が、味覚に先立ってしまう。不思議すぎる。。。

バリウムも、白色紙コップなら何とか飲めるが、透明プラカップだとダメ。
カ○ピスは多少色合いが違うせいか透明グラスでも飲める。

どうも、目に見える「まっ白い不透明な液体」がダメらしい。
試したことはないが、目を閉じれば、透明グラスでも飲むヨーグルトを飲めるのか??

そう言えば、、、
以前TV番組で、コンビニの和風ツナマヨおにぎりを、食べずに見た目だけで判断したシェフが炎上したが、人は見た目・匂い・記憶や経験で「食べたさ」を感じるのだろうか。

イカスミパスタ、混ぜた後のビビンパ、もんじゃ焼きなどは、見た目がアレでも、匂いと経験とで食べたさを感じるのかもしれない。

では、見た目がアレで、かつ、食べた経験の無い場合は?
周りに食べた事のある人がいれば「美味しいよ!」って教えてもらえるだろうけど……エビ、カニ、タコ、イカ、ウニ、ナマコ、海苔なんかを初めて食べた人はスゴいと思う(フグを2番目に食べた人もかなりスゴイと思う)。そして感謝したい。

以上、オチは無いが、食べ物の「見た目」って大事なんだな、と思った話でした。

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