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左脳派・理論派のためのスピリチュアルへの誘い

"You are not a drop in the ocean, you are the ocean in a drop."

Rumi

「あなたは海の中の一雫ではない。あなたはその一雫に海そのものを内包する存在なのだ」
13世紀のペルシャの詩人であり哲学者であるルーミーの言葉だ。

この広大な宇宙という海の中に存在する一雫の「わたし」という存在。

スピリチュアルや引き寄せの法則、量子力学やワンネスという言葉が市民権を獲得し始めてから数年が経とうとしている。

けれども、本当の意味でスピリチュアルに生きるとはどういうことなのか。私がすべてを引き寄せているとはどういうことなのか。そして、あなたは私であり、私はあなたであるという「ワンネス」とは、結局のところどういうことなのか。

スピリチュアルや引き寄せの法則、量子力学やワンネスという言葉を当たり前に使っている人たちは数多く存在すれど、その本質について尋ねるとふわっとした言葉で雲にまかれてしまうことも少なくない。

結局、そういうふわっとした「don't think, just feel」的な世界がスピリチュアルという業界の強い特色なのかもしれない。そして、その「ふわっと」した感覚的な体感・理解を得られない人は、スピリチュアル業界の人から、無意識的にも放置されてしまうことが多いような氣がしている。

確かに、目に見えない世界のことは、理論や理屈・知識で理解しようとするのは難しい。ハートを開いて、感覚を広げて、感じていくことが大切な領域ではある。


でも。
感じるよりも理解したい左脳派の私は思ってしまう。


感じることができない人に、「ただ感じたらいいんだよ」と言うことは、目が見えないなりに目の前の世界を言葉を通して理解し、想像しようとする人に「そんなにややこしく考えず、ただ目を開いて見てみたらいいんだよ」ということに似ていると思う。

この世界には色んな人がいる。
体感が先の人もいれば、理解や納得があって初めて体感に進める人もいる。

どちらが優れているとか、劣っているということではないと思うのだ。


実際に、スピリチュアルな言葉だけを使っている人でも、本当の意味で理解して使っている人はとても少ない。それは結局「ふわっ」とした解釈を、自分に落とし込むことなく、そのまま受け売りで「ふわっ」と使っているに近い。実際、そういう人も多いのではないかと思う。


けれど。
例えば科学や物理学などの学問を深めていった先にたどり着く境地と、スピリチュアルを深めていった先にたどり着く境地は、実は同じ場所だったりする。科学者でありながら宗教家である人も海外には当たり前に存在しているし、科学と宗教・スピリチュアルは補完し合うものであって、相反するものではないという意見が海外では認識されつつある。

実際、私が大学生の頃に読んだ宇宙物理学者の方を書いた筆者は、最終的に神や目に見えない存在を信じるしかない、という結論に至っていた。(タイトルを覚えていないのが残念… また読んでみたい本のひとつだ。)


スピリチュアルや目に見えない世界が市民権を獲得し始めているこんな時代だからこそ、左脳派・理論派・知識派・科学的根拠を大切にする派の人たちに向けたスピリチュアルの解説が必要であると思っている。


だからこそ、左脳派・理論派・知識派・科学的根拠を大切にする派の人たちのために単発の動画講座を作ったのです。

長くなってしまったので、講座の詳細はまた明日。


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